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レポート

【K-1】朝久泰央が延長戦を制して新王者に、2度のダウンを奪われたK-Jeeが大逆転KO、安保瑠輝也が53秒KO劇、和島大海がアビラルをローキックKO、第1試合は不可思がKO勝ちで幕を開く

2021/07/17 16:07

▼第6試合 スーパーファイト K-1ライト級 3分3R延長1R
〇西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第8代Krushスーパー・フェザー級王者、-1甲子園2016 -60kg王者)
判定3-0 ※30-26×3
×竜樹(WSRフェアテックス三ノ輪)


 西京はK-1甲子園2016 -60kgで優勝し、2017年4月にプロデビュー。4戦目でレオナ・ペタスに判定で敗れたが、2019年3月にわずか7戦目にして島野浩太朗を破り、18歳で第8代Krushスーパー・フェザー級王座に就いた。しかし、同年9月の初防衛戦で再びレオナに敗れて王座を失い、2020年9月の再起戦でも横山朋哉に敗れて連敗。ライト級に階級を上げると今年3月のK-1で篠原悠人から判定2-1で勝利をもぎ取った。戦績は7勝(2KO)3敗。


 竜樹は2018年11月にK-1 JAPAN GROUP初参戦で2連勝するも、2020年11月のK-1福岡大会で水町浩に延長戦で判定負け。WSRフェアテックス九州からWSRフェアテックス三ノ輪に所属を変えての今年3月のKrushでは、SEIYAを判定2-0で降した。戦績は4勝(1KO)4敗3分。


 1R、カーフを蹴り合う両者。竜樹が左ミドルを蹴ると必ず右ローを返す西京。竜樹はガードを高く上げていたが、西京は右ストレートでボディを狙っていく。さらにジャブを打っておいてのガード外側からの右フック。手数の少なかった竜樹に西京のパンチが目立った。


 2R、西京は右ボディストレート、右フック。竜樹は右ミドルを蹴っていく。西京はボディを叩き、ガードの隙間からパンチをねじ込んでいく。このラウンドも竜樹の手数が少なかった。


 3Rもしっかりと竜樹の左ミドルに右ローを返していく西京。さらに自らも左ミドルを蹴る。前に出る竜樹だが、カウンターを奪うのは西京。そしてラウンド終了間際、ガードを固めて距離を詰めた竜樹に西京が右フックでダウンを奪い、判定3-0で勝利を収めた。

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