▼第2試合 スーパーファイト K-1フェザー級 3分3R延長1R
×高橋直輝(若獅子会館)
判定0-3 ※29-30×3
〇寺田 匠(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
高橋は関西でキャリアを積み、初代ACCELバンタム級王座を獲得。2019年からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、2020年9月のK-1大阪大会で初勝利すると、2021年3月28日のK-1武道館大会ではKO勝利を収めた。戦績は13勝(3KO)6敗2分。K-1スーパーファイトには初出場となる。
寺田は現在20歳。実家が格闘技道場を営み、幼少期から様々な格闘技を学んできた。地元・九州のアマチュア大会でキャリアを積み、ABEMAの番組企画『格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR』にTEAM武尊の一員として出場。それを機に上京を決意。2020年4月のKHAOSでプロデビューし、今回の試合がプロ3戦目という新鋭だ。11月のK-1福岡大会ではプレリミナリーファイトとはいえ、早くもK-1の舞台を踏んだ。戦績は2戦して2勝。今回はK-1スーパーファイト初登場となる。
1R、前に出る寺田に対し、高橋は右へ回り込む。寺田はローを蹴っていき、高橋は思い切り右フックを繰り出す。高橋は左フックを振ってから、斜め上から振り下ろすような右フックを多用する。
2R、前蹴りから入って行く寺田に高橋は距離が詰まると思い切り左右フックを繰り出す。追う寺田と回り込む高橋。追いかけっこ状態が続く。寺田はジャブ、右ハイキックを当てる。回り込む高橋に“来いっ”と手招きし、思い切り伸ばした右ストレートをヒットさせた。
3Rになると右ロー、左右フックと手数を増やす高橋だが、寺田の左ボディがヒット。高橋がコーナーを背負ったところで寺田が打ち合いに行き、高橋も左右フックで応じるが寺田の右がヒットする。最後も打ち合いになり、寺田が左ボディ、右フックをヒット。
判定3-0で勝利した寺田だが、納得いかない試合内容だったか表情は曇ったままだった。