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レポート

【K-1】朝久泰央が延長戦を制して新王者に、2度のダウンを奪われたK-Jeeが大逆転KO、安保瑠輝也が53秒KO劇、和島大海がアビラルをローキックKO、第1試合は不可思がKO勝ちで幕を開く

2021/07/17 16:07

▼第7試合 スーパーファイト K-1スーパー・ヘビー級 3分3R・延長1R
〇実方宏介(真樹ジムAICHI/第2代Bigbangヘビー級王者)
KO 2R 3分00秒 ※左ハイキック
×丸山公豊(宮田ジム/初代九州プロキックボクシングヘビー級王者、初代激突同級王者)


 実方はBigbangを主戦場とし、2019年12月にBigbangヘビー級王座を獲得。2020年2月には『RIZIN』に出場し、キックルールでMMAファイターでもある酒井リョウに初回KO勝ちしている。2020年11月の『Super Bigbang』では達磨石川を1Rわずか31秒でKO。しかし今年3月のK-1でボクシングから復帰した京太郎に2R25秒、KO負けを喫した。戦績は12勝(9KO)8敗。体重は126.6kg。


 丸山は熊本県出身の重量級ファイターで、九州の大会を中心に活躍。プロ戦績は11勝(7KO)無敗で、九州の2団体でヘビー級王座を獲得した。K-1には今回が初参戦。体重は112.4kg。


 1R、ガードを高く上げたアップライトスタイルで前へ出る実方。丸山はジャブを突いて左ミドル。実方は右ローを蹴り、前蹴りから左ミドル。ローブローを蹴り合ってしまい2度の中断も。右ローを蹴る実方に思い切りフックを叩きつけていく丸山に実方もジャブと右フック。


 2R、軽快なステップで回り込む丸山に実方は左ミドル。実方はジャブを突いて左ミドル、右ロー。お互いにカーフも蹴り合う。ジャブを突いてほぼゴングと同時にスピードのある左ハイキック。これが見事に決まり、丸山は一発で大の字に。実方が鮮やかなKO勝ちを見せた。



 実方はマイクを持つと「前回、京太郎選手とやって2RでKOO負けして本当に悔しくて。K-1に継続参戦できると聞いてたくさん練習してきました。一昨日、僕の大事な友だちがなくなったので、そのために絶対勝たないといけなかったので本当にいい勝ち方が出来ました。僕がスーパーヘビー級を引っ張っていきます」と、この試合に懸けていた想いを語った。

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