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レポート

【K-1】トーナメントは黒田斗真が壬生狼一輝を31秒KOで優勝、林健太が大逆転KO勝ち、MIOが菅原美優を判定に降す、西元也史がMOMOTAROを一撃KO

2021/05/30 11:05

▼第8試合 スーパーファイト -56kg契約 3分3R延長1R
〇佐々木洵樹(POWER OF DREAM)
判定3-0 ※30-28、30-26、30-27
×ラット・エイワスポーツジム(タイ/エイワスポーツジム)


 佐々木は元プロボクサーで、OPBF東洋太平洋フェザー級13位、日本フェザー級7位になった実績を持つ。2019年2月からKrushに参戦すると、11月には晃貴を判定で破り、僅か3戦目にしてKrushバンタム級王座に就いた。2020年3月には初防衛戦が決まっていたが、新型コロナウイルスの影響でサンベル・ババヤン(アルメニア)が来日不可能となり試合中止。王座を返上し、8月のKrushでスーパー・バンタム級転向第一戦を行い、龍斗に判定勝ち。12月K-1初参戦では璃明武との無敗対決も制して戦績は5勝(1KO)無敗。


 ラットは元ルンピニースタジアム・バンタム級3位で、ムエタイで170戦以上のキャリアを誇る。ラック・エスジムとして2011年ごろから日本で試合を行い、2011年2月には『ムエローク杯59kg級ムエマラソン』にて準決勝でゴンナパーを破った戦績が光る。今回がK-1に初参戦。戦績は102勝(31KO)64敗7分。


 1R、サウスポーの佐々木が前へ出て右ローから左フック、左ボディから右フックと積極的な攻め。ラットは右ミドルを蹴ろうとするが、佐々木の踏み込みの速さで距離が合わない。

 2R、ラットは右ミドルを多用、佐々木が近付くとヒザ蹴り。ロープを背にして佐々木が攻めてくるとかわして自分の攻撃を入れるという待ちの戦法。


 3R、佐々木は左ボディストレート、右アッパーで突っ込むが、ラットは組み付く。レフェリーは警告を与える。佐々木は右アッパー、左ボディと飛び込んでの一発を当てるが、ラットは組み付く。レフェリーはイエローカードを提示。佐々木は左ボディ、ワンツーと攻めるがすぐにラットに組まれてしまい一発で攻撃を遮断される。

 判定は大差を付けたジャッジもあったが、判定2-0で佐々木の勝利となった。

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