▼第15試合 スーパーファイト K-1フェザー級 3分3R延長1R
〇椿原龍矢(月心会/K-1フェザー級王者)
判定3-0 ※30-29×2、30-28
×玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス)
椿原はK-1甲子園2017 -55kg王者。2020年7月にフェザー級に階級を上げ、その一戦目ではかつて江川優生に勝利した桝本翔也を左ハイキック一発でKO。同年9月、K-1で江川から番狂わせの勝利を奪い、2021年3月のタイトルマッチでの再戦でも返り討ちにして第4代K-1 WORLD GPフェザー級王者となった。戦績は12勝(3KO)3敗1分。
玖村は空手を学び、キックボクシング転向後は2017年6月にNJKFバンタム級王座を獲得。2018年6月からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、2019年6月には「K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント」に出場。同年10月の試合を最後に網膜剥離(全治3カ月)で戦線離脱していたが、階級を上げて復帰。「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」では準決勝で新美貴士に敗れて涙をのんだ。2021年3月のK-1では鷹大から勝利を収めている。戦績は15勝(7KO)8敗1無効試合。
1R、同時に出した右で玖村がヒットを奪う。椿原はいったん距離を取り、パンチからハイキックにつなげて前へ出る。椿原もアグレッシブに前へ出て打ち下ろすような右ストレートを放つ。さらに蹴りへつなげ、パンチだけでは終わらない。
2R、ステップを踏みながら距離の長いパンチを繰り出す椿原。玖村は椿原が入ってくるところに左右フックを放つが、椿原はまともにはもらわない。パンチから蹴り、蹴りからパンチにつなげる椿原。終盤、打ち合いに来た椿原に玖村も右フックをヒットさせた。
3R、椿原はステップを踏みながら玖村が出てくるのを待つ。玖村が出てくると右フック、右ストレート。右ボディからの左ハイも繰り出す。玖村はワンツー、右フックも玖村はバックステップでかわす。右ストレート、右フックを当てては椿原が距離を取り、玖村の攻撃はかわされた。
判定は3-0で椿原が勝利。マイクを持つと「チャンピオンとして1回目の試合で勝ててよかったです。でも練習したことが出なかったし、もっとできることあるので次回期待してください」と、まだ満足していないと語った。