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レポート

【K-1】トーナメントは黒田斗真が壬生狼一輝を31秒KOで優勝、林健太が大逆転KO勝ち、MIOが菅原美優を判定に降す、西元也史がMOMOTAROを一撃KO

2021/05/30 11:05

▼第7試合 スーパーファイト K-1フェザー級 3分3R延長1R
〇斗麗(WIZARDキックボクシングジム)
判定3-0 ※30-28×2、30-29
×亀本勇翔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)


 斗麗はオランダの名門Mike's Gymでも練習を重ね、2018年12月に16歳の若さでプロデビュー。5連勝で「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」にエントリーされ、優勝候補と目されていたが、右手首キーンベック病(手首の月状骨がつぶれて扁平化する病気)で全治2カ月のため無念の欠場。2021年2月に6戦無敗でKrushフェザー級王者・新美貴士に挑んだが、判定で初黒星を喫した。戦績は6勝(3KO)1敗。


 亀本は2015年12月に瀧谷渉太、2018年1月に森坂陸、2019年2月に出貝泰佑から勝利を収めている。また、敗れはしたものの武居由樹、玖村将史とも拳を交えた。2019年11月にはトーナメントを制してBigbangスーパーバンタム級王座を獲得。2020年12月にK-1初参戦し、軍司泰斗と対戦したがKO負けを喫した。戦績は10勝(2KO)9敗。


 1R、サウスポー同士。ジャブを繰り出す斗麗は亀本が放つ蹴りをさばいてすぐにパンチを返す。


 2Rもジャブを突いて前へ出る斗麗。亀本をコーナーへ追い込んでアッパー、フック、ヒザを入れる。両者ローを蹴るが、斗麗が連打で亀本を転倒させた。パンチで前へ出るとヒザ蹴りへつなぐ斗麗。流れるように技を繰り出す斗麗に亀本は後手に回る。亀本のバックハンドブローを空振りさせると斗麗は左フック。

 3R、接近してショートのパンチを打つ斗麗。亀本は右フックを繰り出して前へ出ていくが、斗麗はすぐにジャブで押し戻す。亀本のパンチをかわし、逆にワンツー、左フックを打つ斗麗。さらに肩を当てるようにして前へ出て自分の攻撃に繋ぐ。


 最後にも攻撃をまとめた斗麗が判定勝ちを収めた。

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