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レポート

【K-1】トーナメントは黒田斗真が壬生狼一輝を31秒KOで優勝、林健太が大逆転KO勝ち、MIOが菅原美優を判定に降す、西元也史がMOMOTAROを一撃KO

2021/05/30 11:05

▼第13試合 スーパーファイト K-1女子アトム級 3分3R延長1R
〇MIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元シュートボクシング日本女子ミニマム級王者)
判定2-0 ※29-29、30-29、30-29
×菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/Krush女子アトム級王者)


 MIOはシュートボクシング女子軽量級のエースとして活躍したが、2019年7月に突如シュートボクシングからの引退を発表。同年8月24日にK-1電撃参戦を表明し、2020年9月のK-1大阪大会でK-1デビュー戦を行ったが、高梨knuckle美穂に判定3-0で敗れた。今年3月、2戦目でボクシング&キックボクシングで15戦無敗だった元プロボクシングWBO女子世界ミニフライ級王者・山田真子からダウンを奪って初黒星を付けている。戦績は39勝(4KO)5敗。


 菅原は第5回K-1アマチュア全日本大会チャレンジBクラス女子-50kg優勝、第6回・第7回K-1アマチュア全日本大会チャレンジBクラス女子-45kg優勝の実績を引っ提げて2019年1月にプロデビュー。2戦目で初黒星を喫したがその後は負けなしで、2020年11月の女子アトム級王座決定トーナメント決勝戦で第3代Krush女子アトム級王座に就いた。2020年3月に美容技術専門学校を卒業し、“戦う美容師”として活動している。今年3月には3戦全勝のホープNOZOMIからダウンを奪って勝利。戦績は6勝1敗。


 1R、ジャブと右ローで前へ出ていくMIOに菅原は前蹴りとサイドキック。右ローの蹴り合いがあり、菅原が前足を上げるとMIOも同時に上げて、着地すると同時にMIOが前に入ってパンチを連打する。菅原の前足での攻撃をかなり警戒している様子のMIO。


 2R、前に出るMIOに菅原はロープ近くまで下がるが、MIOを前蹴りで突き放す。菅原の前足の蹴りをもらわない代わりに、MIOの攻撃もなかなか当たらない。コーナーへ詰めると右ストレートを打つMIO。菅原がパンチを出してくるとMIOも前へ出る。菅原の前蹴りをさばいて右オーバーハンドを繰り出すMIO。その後も右フックを2度MIOが決めた。

 3R、MIOの方から前蹴りを蹴り、前へ出ていく。菅原もワンツーで前に出るところを見せる。インファイトして1,2発と単発だがパンチを当てるのはMIO。菅原がワンツーを出しながら前へ出るが、MIOは当てさせず。


 単発ながら右を多く当て、前へ出ていたMIOが判定2-0で勝利。MIOが女子アトム級頂上決戦を制した。


 MIOはマイクを持つと「ちょっとしょっぱい試合になってしまったんですけれど、アトム級とミニマム級の女子をK-1で盛り上げていきます」と話した。

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