▼第9試合 スーパーファイト K-1スーパー・フェザー級 3分3R延長1R
〇島野浩太朗(菅原道場)
判定3-0 ※30-27×2、30-26
×佐野天馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
島野はMA日本キックボクシング連盟をホームリングに、2011年からK-1 JAPAN GROUPに参戦。強打を武器にトップ戦線で活躍し、北井智大、レオナ・ペタスらをKOし、皇治、卜部功也、卜部弘嵩らトップファイターたちと拳を交えてきた。2018年6月に郷州征宜を破り第7代Krushスーパー・フェザー級王座に就くと、同年12月に大岩龍矢を退けて初防衛に成功。しかし、2019年3月の2度目の防衛戦で西京佑馬に敗れ、ベルトを失った。前戦は2021年3月、三輪裕樹に判定勝ち。戦績は26勝(15KO)14敗。
佐野は2014年Krush-55kg新人王、2015年K-1甲子園準優勝で2017年12月には『Bigbang』でフェザー級王座を獲得。2018年11月には初防衛にも成功している。Krushでは2013年7月から9連勝を飾り、2015年1月には元K-1スーパー・バンタム級王者の武居由樹にも勝利を収めている。2020年3月にスーパー・フェザー級に階級をアップしたが、山本直樹に判定負け。戦績は19勝(3KO)9敗。
1R、ワンツーで前へ出る佐野に島本は得意の左右ボディで応戦。佐野はヒザも突き上げる。佐野は奥足へのローを決めるが、島本は表情を変えずボディを打ってくる。
2R、ローの交換から佐野が左ミドルの4連打。島野がボディを内に行くと佐野は左フックを合わせる。佐野はさらに左ボディ。島野はパンチを叩きつけて前へ出るが、佐野は左奥足ローで動きを止める。佐野にクリーンヒットを許していが島野だが、ここへ来て左右フックをヒットする。
3R、打ち合いに行く島野だが佐野の左フックを合わされ、右フック直撃からの返しの左フックでダウンを奪われる。立ち上がった島野はそれでも足を止めての打ち合いに行き、島野の左右フック、アッパー、ボディがヒットする。佐野も打ち返すが島野の手数が圧倒的に上回る。打ちまくる島野に佐野も応え、足を止めての打ち合い。佐野も息を吹き返して右ストレート、左フック、右ハイをヒットさせ、右ストレートで2度目のダウンを追加。そしてゴング。
2度のダウンを奪った佐野が判定3-0で島野を振り切った。