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レポート

【K-1】椿原龍矢が延長戦で江川優生を振り切り王座奪取、山崎秀晃は“ヤマザキ春のパンチ祭り”で不可思を70秒粉砕、村越優汰は芦澤竜誠を封じ込む、侵略者・篠塚辰樹が小澤海斗に勝利

2021/03/21 15:03

▼第5試合 スーパーファイト K-1クルーザー級 3分3R延長1R
×RUI(K-1ジム福岡チームbeginning)
判定0-3 ※27-30、26-30×2
〇谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第1回、3回真正会全日本空手道選手権大会重量級優勝)


 RUIは193cmの長身を誇るサウスポーで2017年からK-1 JAPAN GROUPに参戦。2019年の初代Krushクルーザー級王座決定トーナメントでは1回戦で愛鷹亮を3R2分31秒、顔面ヒザ蹴りでKO粉砕。5月の準決勝では植村真弥を判定3-0で破り、決勝へ勝ち上がったが元同門のK-JeeにKOで敗れた。その後、2020年1月に中平卓見をKOしたが、11月K-1福岡大会でANIMAL☆KOJIにKO負けを喫した。戦績は13勝(5KO)9敗1分。今回よりK-1ジム福岡に移籍。


 谷川は2016年正道会館第14回ウェイト制全日本空手道選手権大会重量級準優勝、第1回&第3回真正会全日本空手道選手権大会重量級優勝の実績を持ち、極真会館にも挑戦して2016年第33回全日本ウェイト制空手道選手権大会重量級4位、2016年第48回全日本空手道選手権大会7位入賞の成績を収めた。その実績が評価され、他流派ながら第11回全世界空手道選手権大会の日本代表にも選ばれている。


 第3回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジAクラス +75kgで優勝し、2017年5月にキックボクシングでプロデビュー。2020年3月に待望のK-1初参戦を果たしたが植村真弥とドロー、10月のKrushではサッタリ・ウィラサクレックにKO負け。当初1月大会(延期)でシナ・カリミアンとの対戦が決まっていたが、カリミアンはK-Jeeとのタイトルマッチが決まったためRUIと対戦することになった。戦績は4勝(2KO)4敗1分。


 1R、サウスポーのRUIは前蹴り、パンチ、ヒザで攻撃。谷川はプレッシャーを掛け、飛び込んで左右フックをヒットさせていく。RUIが前に出てヒザを当てると、谷川が押し返してパンチで反撃。RUIは前蹴り、谷川は後ろ廻しを放つが空振り。


 2R、RUIがプレッシャーを強めて前に出たところに、谷川の左フックがヒット。さらにロープに押し込み、左右フックを浴びせていく。RUIも左ストレートを当てるが、谷川は構わず前に出てパンチで攻め、右ハイキック。RUIはクリンチで攻撃を止めるのが精一杯。RUIが前蹴り、これに谷川がハイキックとパンチを返してゴング。


 3R、RUIが前に出ていくが、谷川は右フック、ボディで押し返す。谷川のパンチでRUIがダウン。谷川がパンチ、ミドルで畳みかけるが、RUIも前に出てパンチ、ヒザを返す。


 判定は3-0で谷川。K-1 JAPAN GROUPで初勝利を飾った。

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