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レポート

【K-1】椿原龍矢が延長戦で江川優生を振り切り王座奪取、山崎秀晃は“ヤマザキ春のパンチ祭り”で不可思を70秒粉砕、村越優汰は芦澤竜誠を封じ込む、侵略者・篠塚辰樹が小澤海斗に勝利

2021/03/21 15:03

▼第12試合 スーパーファイト K-1スーパー・ライト級 3分3R延長1R
〇山崎秀晃 (K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者)
KO 1R 1分10秒 ※左フック
×不可思(クロスポイント吉祥寺/KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王者)


 山崎は伝統派空手からキックボクシングに転向し、2009年12月にKrushデビュー。強打と多彩な蹴り技で白星を重ね、Krushでライト級とスーパー・ライト級で2階級制覇を達成。その後はK-1で活躍していたが今年1月に古巣のKrushへ4年2カ月ぶりに参戦し、堀井翼をKO。3月のK-1では寺島輝もKOし、現在4連勝3連続KO勝ちで安保瑠輝也に挑み、初回KO勝ちで王座を奪取した。


 不可思は様々な団体で試合を行い、合計5本のベルトを獲得。2019年6月にK-1へ初参戦、佐々木大蔵に流血TKO負けを喫して初陣を勝利で飾れなかったものの、10月の『Krush』では喧嘩屋・堀井翼にTKO勝ちして再起。2019年12月には大和哲也にKO勝ちし、2020年3月にK-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者の安保瑠輝也に挑戦したが判定で敗れ王座奪取ならず。9月には平山迅に3度もダウンを奪われる惨敗を喫したが、12月は鈴木勇人と倒し倒されの激戦を演じてKO勝ち。


 1R、不可思が前に出ると、山崎はバックブロー一閃。さらに掛け蹴り、左右フックと山崎の攻撃が止まらない。不可思はガードしながらローを蹴っていくが、山崎の連打はなかなか止まらない。山崎は右フックを強振、さらに左の縦拳をアゴに打ち込むと、不可思はもんどりうって倒れてそのままストップ。


 マイクを握った山崎は「みんな、これがK-1だ! 俺がゴールデンフィストだろ! いやー、気持ちいいです。僕があの人(魔裟斗)に憧れたように、子供に憧れられる存在になります。来週もK-1、ありますけど、よろしくお願いします!」と宣言した。

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