▼第6試合 スーパーファイト K-1クルーザー級 3分3R延長1R
×加藤久輝(ALIVE/第2代HEAT総合ルールミドル級王者)
KO 2R0分26秒 ※右ミドルキック
〇サッタリ・ウィラサクレック(イラン/WSRフェアテックス・イラン/M-1世界ヘビー級王者)
加藤はハンドボール出身で日本代表も経験。2009年から大道塾で空道を始め、2010~2014年全日本体力別重量級5連覇と2010・2012・2013全日本無差別優勝を達成。2013年からはMMAに参戦し、HEAT、Bellator、RIZINで活躍。2018年6月からはK-1にも参戦し、2連勝で2019年3月にK-1 WORLD GPクルーザー級王者シナ・カリミアンに挑戦したが判定負け。再起戦でK-JeeにKO勝ちするも、2020年3月のタイトルマッチでの再戦では王者K-JeeにKO負け。9月には延長戦の末に新鋭の杉本仁に判定負けを喫し、連敗中。
サッタリはWAKOアマチュアムエタイ世界ミドル級王者、ムエタイ・プレジデントカップ2012優勝、ムエタイ・アジアンビーチゲーム2014優勝、ムエタイ・アジアインドア&マーシャルアーツ2017優勝などの実績を持ち、プロ戦績は10勝(3KO)1敗。2020年10月のKrushに初参戦を果たすと谷川聖哉を右フックでKOし、強烈なインパクトを残した。K-1には今回が初参戦。
1R、サウスポーの加藤。サッタリはプレッシャーを掛けて左右フック、右ミドルで攻め込んでいく。加藤は左ボディストレート、左ロー。サッタリは力強いパンチ。加藤が左フックをクリーンヒットすると、サッタリの右目尻から出血。サッタリはパンチ連打、ヒザと打ち出すと止まらない。サッタリは右クロスでダウンを奪う。加藤が立ったところでゴング。
2R、サッタリがプレッシャーを掛け、左フック、左ミドル、さらに右ミドルをボディに打ち込むと加藤はその場でヒザをつき、そのまま立てずにKO。
実力者・加藤をKOしたサッタリ。「みなさん、こんにちは。ありがとうございました。私のファイトをエンジョイしてくれましたか? みなさんを楽しまれるためにベストを尽くしました。サポートしてくれるみんなに感謝してます。今日は母国イランの正月です。ハッピーニューイヤー! みなさん、愛してます。押忍」とマイクで話した。