ONE Friday Fights 1392026年1月23日(金)タイ・ルンピニースタジアム※U-NEXTにてLIVE配信中
▼第6試合 ONEバンタム級ムエタイ 3分3R〇チョー・スワー・ウィン(ミャンマー)TKO 2R 1分25秒 ※レフェリーストップ×睦雅(ビクトリージム)
ウィンはラウェイ出身で、現在はフェアテックスに所属。ラウェイでは98戦して負けたのは1敗のみ、その相手も約20kgの差がある相手だったという。
睦雅は2023年3月にジャパンキックボクシング協会のライト級王者に。2024年7月にはWMOインターナショナル・スーパーライト級王座を手にしてジャパンキックの2024年度MVPを受賞した。ONEには2024年5月から参戦し、2連続KO勝利を飾って11連勝と勢いに乗っていたが、2025年1月のONF FFでエー・ミウから1Rに2度のダウンを奪うも、2R開始早々にダブルノックダウンから立ち上がれず、逆転KO負け。その後、再びONE FFで連勝したが、11月のジャパンキックで初代ONEキックボクシング世界フライ級王者ペッダムに判定で敗れた。
1R、睦雅はジャブからの右カーフ。ウィンは飛び込んでくるが睦雅はジャブでしっかり距離をとる。前に出てこようとするウィンをジャブで抑え込むが、前に出てきたウィンに左テンカオを放ったところに左フックを直撃されてダウン。
立ち上がった睦雅に襲い掛かるウィン。左右フックとアッパー、右フックで睦雅を追い詰める。ジャブを放つ睦雅だが、打ち合いになると右フックで腰を落とす。どんどん前に出るウィンの右フックをもらって2度目のダウン。
さらにワンツー、左右フックで突進するウィンに睦雅は組み付いて凌ぐ。右クロスで腰を落とす睦雅だが、このラウンドは耐えた。
2Rは睦雅から前へ出て右ストレート、右ヒジ。さらに左ハイ。ウィンは右を連打してくる。右ハイからのバックブローを見せた睦雅だが空振り、左右連打で畳みかけるウィン。強烈な右を浴びる睦雅は蹴って距離をとろうとするがウィンの連打を浴び、バランスを崩したところ右ストレートでダウンを奪われる。
再開直後、ウィンが飛び込むと同時の右ストレートを打ち込み、睦雅がダウンしたところでレフェリーが試合をストップした。
圧倒的な強さを見せたウィンには35万バーツのボーナスが贈られた。
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▼第4試合 ONEストロー級キックボクシング 3分3R〇ジャオ・ジェンドン(中国/Anhui Tianxia Huihuang Fight Club)TKO 3R 1分21秒 ※レフェリーストップ×門口佳佑(EX ARES)
初参戦の門口は『ABEMA』で行われた企画『VS 那須川天心』でトーナメントを勝ち上がり那須川天心と対戦したことで名をはせた空手出身の選手。その後、RISEで2018年7月にプロデビュー。2022年8月のRISEフェザー級タイトルマッチで梅井泰成から王座を奪取。SBの山田彪太朗、元Krush王者の新美貴士、SBの川上叶と他団体の強豪を次々と撃破した。
しかし2024年3月、K-1との対抗戦で軍司泰斗に延長戦で敗れ6連勝がストップ。10月には2度目の防衛戦で安本晴翔に王座を奪われた。12月、56kgに体重を下げてオートー・ノーナクシンに判定勝ちで再起も2025年5月の大﨑孔稀戦で初のKO負け。11月にはスーパーフェザー級に階級を上げて龍斗に判定勝ち。戦績は17勝(2KO)4敗1分。 ジェンドンは2024年7月のK-1に初来日、大久保琉唯と対戦して判定負けしている。175cmとこの階級では長身で2022年貴州台江全国キックボクシング招聘試合-52kg級16人トーナメント優勝、2023年壮瑶勇士南部地区32人トーナメント-55kg級準優勝の実績を持つ。大久保と戦った時点での戦績は25勝(3KO)2敗。
1R、身長で7cm上回るジェンドンはサウスポーに構える門口に右ミドル、右ロー。門口の左ローはスネでしっかりとブロック。ならばとジェンドンが左ミドルを蹴ると門口は左インローを蹴り返す。ジャブから右ストレートで前へ出た門口だったが、左右フックからの左ミドル、ジェンドンの飛びヒザ蹴りで大きく後退。
一気にパンチをまとめるジェンドンは門口をコーナーやロープ際に追い詰めてラッシュ。ボディへのヒザも突き刺す。このラッシュを凌いだ門口に、ジェンドンはジャブから飛びヒザ蹴り。門口がジャブを打つと長い右ストレートを返して当てる。
2R、門口はガードを高く上げて前へ出ると右カーフ。ジェンドンは左ミドルを何度も蹴る。その左ミドルに左インローを返す門口。ジェンドンはスネブロックを見せる。ジャブから左ローで前に出る門口だったが、接近戦で左ローを蹴る際に左ヒザがジェンドンの急所に当たってしまい試合中断。門口も鼻からの出血が見られる。
再開後、右ミドルを連打するジェンドンに距離を詰める門口だが、ジェンドンはヒザを突き刺す。門口の右ロー&右カーフを嫌がる素振りを見せるジェンドン。パンチを打ち返してくるジェンドンに、門口はガードを高く上げて強いカーフを蹴り続ける。右オーバーハンドから右ローの門口に、ジェンドン右ストレート。打ち合いで、ジェンドンのリーチの長さを活かしてのヒットが目立った。
3Rも右カーフを蹴っていく門口に、右ミドルを蹴り返すジェンドン。接近戦で打ち合いとなるが、ジェンドンが右ストレート、左フック、顔面への前蹴り。オーソドックスの門口は強い右カーフ、左ハイ。しかし、ジェンドンの右ストレートをもらってしまう。
門口の右カーフに下がったジェンドンへ門口が打ち合いに行くが、ジェンドンの左フックから返しの右フックにグラつき、右フックの連打で門口ダウン。レフェリーが様子を見て試合をストップした。
勝利者インタビューでジェンドンは「デビュー戦で勝てたこと嬉しいです。日本の強い相手に勝てたことも嬉しいです」と話し、35万バーツのボーナスを手にした。
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▼第3試合 ONEバンタム級キックボクシング 3分3R〇ガブリエル・ペレイラ(ベネズエラ/Eagle Muay Thai)判定2-1×鈴木宙樹(RIKIX)
鈴木は第2代REBELS-BLACK 60kg級王者。一時期はボクシングに転向していたが、キックボクシングにカムバック。2023年6月のRIZINでは梅野源治をKOしている。2025年11月、RISEに初参戦すると山口裕人から右フックでダウンを奪って判定勝ちした。2023年2月の『ONE Friday Fights 4』でファリヤ・アミニプールに判定負けして以来のONE参戦。16勝(9KO)3敗。
ペレイラはタイの『MUAYTHAI SUPER CHAMP』や『RWS』に出場し、2025年10月にONE FF初参戦。RISEライト級6位のTAKUに判定勝ちしている。長いリーチから荒々しいワンツーで前に出るタイプで、力強いパンチコンビネーションとミドルキックも多用。戦績は39勝1敗。
ペレイラは前日計量で1.45kgのオーバー。
1R、ペレイラはワンツー・右ロー、鈴木は右カーフを蹴ってジャブ、左ボディを放つ。鈴木がワンツーからのヒザ。左右ローを蹴るペレイラに右のカウンターを狙う鈴木。左右フックからの右ローを多用するペレイラは前に出て手数を出す。
2R、右のカウンターを狙う鈴木は右カーフを蹴っていく。左ボディから右ローのペレイラに鈴木はジャブ、前に出てくるペレイラには右のヒザ。鈴木は右ストレートからの左フック、さらに右フックでペレイラを下がらせるが、すぐにワンツーを打ち返して前へ出るペレイラ。
ジャブ、右ローの鈴木はペレイラが前へ出てくると左フック、右ヒザ。パンチのコンビネーションから右ローを蹴るペレイラはアッパーも織り交ぜて前へ出る。パンチをまとめるペレイラに鈴木は右のカウンターを狙い、終盤に右でヒットを奪うが全体的に手数が少ない印象。
3R、鈴木は右ストレートで前に出るとジャブと右ロー。しかし、前に出てきたペレイラに右ヒザを突き刺したところで右フックからの左フックをもらってダウン。ペレイラはコーナーへ詰めて左ボディ、パンチのコンビネーションをまとめる。鈴木は左三日月、左右連打からの右ストレートで前へ出るが、ペレイラはフットワークで下がる。
完全に逃げ切り体勢となったペレイラを追いかける鈴木。ペレイラも右アッパーを打つ。鈴木が左フック、右ストレートを打つとペレイラは舌を出して挑発。ペレイラがディフェンスに徹底して試合を終えた。
判定は2-1で鈴木の惜敗、ペレイラの勝利となった。