▼第7試合 RIZINバンタム級(61kg)王座挑戦者決定戦 5分3R(※ヒジ有り)
×石渡伸太郎(61.00kg/CAVE)
[判定1-2]
〇扇久保博正(60.60kg/パラエストラ松戸)
第7試合では「バンタム級(61kg)王座挑戦者決定戦」5分3R(※ヒジ有り)として、石渡伸太郎(CAVE)と扇久保博正(パラエストラ松戸)が対戦。
“バンタム級四天王”と呼ばれた4人だが、石渡が佐々木憂流迦に、扇久保が元谷友貴に勝利しているため、この一戦でバンタム級の序列が決まると言っていい。
また、この試合の勝者は2020年上半期に朝倉海vsマネル・ケイプの勝者(第2代王者)への挑戦権を得ることが決まっている。
扇久保の印象を聞かれると「タフでグラップリングが強い選手。実力差があるかというと拮抗していると思うけど、試合としては差が出る」という。
扇久保が「フルラウンド戦う」と宣言していることについては「彼はフルラウンド戦わないと勝てない。フィニッシュ力が無いから。それはそう思うんじゃないですか」と語っている。
対する扇久保は、「常に自分のぺースで戦えればいい。際と集中力が重要。15分間切らさないこと。石渡選手はたまに集中が切れるところが見られるので、そこを突いていく。3Rでも僕が勝ちます。チャンスがあれば極めにいく」と語っている。
コールに極真出身らしく十字切った扇久保。石渡はいつものブルポーズでマットを蹴る。
1R、サウスポー構えの石渡に、オーソドックス構えの扇久保。石渡の右ローを掴んで右を首筋当ててテイクダウン! 腰を潰す扇久保にフルガードから腰を切って立つ石渡。
左右を振りダブッレッグの扇久保に鉄槌で潰す石渡。しかしすぐに距離を潰して右を当てる扇久保! 左右でコーナーに詰めると、コーナーを出た石渡も左ストレートを返す!
左から右は石渡。扇久保も左右をボディから突いていく。オーソから左右ローは扇久保。石渡は左ストレートをダブルで当てて前に出る。
2R、詰める石渡に右ローを突く扇久保。リズムを刻み前に詰める石渡。そこに扇久保は頭を下げて右を当てる! ヒジ打ちも入れながら左の蹴りから右スーパーマンを狙う石渡。組に行く扇久保は離れ際にバックフィスト狙い。そこに石渡は右から左で押し返す。
左右からボディを突く扇久保のバッティング後、気にせず石渡は続行。詰めて右を振りダブルレッグテイクダウンは扇久保! すぐに背中を見せて立つ石渡は正対して離れる。
左跳びヒザを突く石渡。ついに石渡からも組み付き小外がけを混ぜてテイクダウンを狙うが、凌ぐ扇久保。左から右を振る石渡を押し返し、左右を振る。手数、パンチからのテイクダウンの繋ぎは扇久保。石渡はいかに崩すか。
3R、右ミドル、左ハイで前に出る扇久保は、石渡の打ち返しにダブルレッグへ。両足を束ねて掲げると石渡はロープを一瞬掴むも、扇久保はテイクダウン。石渡の立ち際をサッカーキックを当て、バックを狙う扇久保。それを正対して落として上を取る石渡! インサイドから強い鉄槌を打つ石渡は、右で差して右足を越えてハーフに。
蹴り上げから立つ扇久保。一気に詰めて蹴りと左右の猛ラッシュ! ガードを固める石渡も反撃も大きな左右か。さらに両者、死闘の打ち合いに! 詰める扇久保はラッシュ。石渡と扇久保はともにクリンチしての片手でダーティーボクシング! 石渡は左ヒザ。さらに左ストレート、左ボディ。しかし打ち返しに行く扇久保。
鼻血を出す石渡。吠える扇久は前へ。詰めて小外でテイクダウンは石渡! 鉄槌一発もここですぐに立つ扇久保。そこに左ミドルを当てる石渡! 両者ともに疲労困憊も死力を振り絞って打撃戦で、ゴング。
判定を待つ両者はがっちり握手。1者・扇久保、2人目は石渡と割れ、3人目のジャッジは扇久保を支持。石渡はコールに崩れ落ちた。
試合後、扇久保は「石渡選手、ありがとうございました。皆さん、面白かったですか?(拍手)ずっと引っ張ってくれた堀口選手、出られなかったんで何とか盛り上げました。次、たぶん春にタイトルマッチをやらせてもらえると思うので、また次、盛り上げる試合をしますので、期待していてください」と、タイトルマッチに向け、意気込みを語った。