photos by Takazawa Keisuke, RIZIN FF
2026年8月11日(火・祝)東京・TOYOTA ARENA TOKYOにて『RIZIN.54』が開催された。海外から参戦のパッチー・ミックス(米国)とアリベク・ガジャマトフ(ロシア)の2選手が大幅体重超過で急遽、試合順が変更された。
『RIZIN.54』速報
▼第10試合 フェザー級(66kg)5分3R ※選手名からインタビュー
×クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)36勝10敗1分 65.95kg
[判定0-3] ※27-29, 27-30×2
〇秋元強真(JAPAN TOP TEAM)13勝1敗 66.00kg
メインイベントは「フェザー級次期挑戦者決定戦」ともいえるクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)vs.秋元強真(JAPAN TOP TEAM)の5分3R。6日のRIZIN仙台大会でケージインしたクレベルは「今から戻ります」、秋元は「しっかりクレベル選手に勝って、シェイドゥラエフ選手、僕と戦わずにUFCには行かせないんで」と意気込みを示した。勝者は王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフへの挑戦権を得る試合となる。
両者は初対決。元RIZINフェザー級王者のクレベルは、ボンサイ柔術の寝技を武器に、2023年大晦日の斎藤裕戦からフアン・アーチュレッタ、鈴木千裕に勝利し3連勝も、2025年5月にラジャブアリ・シェイドゥラエフに1R KO負けで王座陥落。

7月に朝倉未来にもスプリット判定負けで2連敗。しかし、大晦日のヴガール・ケラモフ戦で判定勝ち。再び王座獲りを宣言していた。36歳。
JTTでボクシングベースの秋元は、5連勝中の20歳。24年大晦日に元谷友貴に判定負けも、2025年5月の高木凌戦の判定勝ちから赤田功輝、萩原京平、新居すぐるをいずれもフィニッシュすると、2026年3月の前戦で階級を上げてきた元Bellatorバンタム級王者のパッチー・ミックスと対戦。2R、左ストレートからのサッカーボールキックでTKO勝ちを収めている。

秋元は萩原戦後、「ベルトに近づくグラップラーとやりたい。元チャンピオンとかとやらせてほしい。斎藤裕選手とか……クレベル選手とも全然やりたいです。(クレベルの寝技に)付き合いはしないですけれど、自分のディフェンスも上手くなっているんだぞってところを見せたい」と語っていた。

青木真也の指導も受け、ワールドクラスの寝技師であるパッチ―・ミックスの組みを切って右前手、左の打撃を上下に当てた秋元。JTTでは朝倉未来もクレベルを攻略しており、満を持しての元王者との対戦で、シェイドゥラエフvs.AJ・マッキーの勝者=RIZIN&PFLダブル王者への大晦日挑戦にこぎつけるか。

対するクレベルもケラモフ戦で再起を果たし、キャリアの集大成をかけて16歳若いヤングプロスペクトを退け、王座奪還へと向かう。勝者がベルト挑戦に近づく、フェザー級の大一番となる。

1R、サウスポー構えの秋元に、オーソのクレベルは右インロー。秋元は右前手ストレート。詰める秋元は左。左にかわしたクレベルは左右蹴りを上下で押し戻す。


秋元は右で詰めるがクレベルは左ロー。ワンツーで押し戻す。右の蹴りの上下のクレベル。近い距離で詰める秋元。クレベルは右から左。それをさばいて左を突く。

左右で詰めるクレベル、秋元は右を当ててコーナーに詰めてダブルレッグから左小手の秋元に脇潜りバッククリンチ、右足をかけて引き出すが、秋元はコーナーに戻り右小手で胸を合わせようとする。正対する秋元にヒザを突くクレベル。詰める秋元はアッパー、右フック、打って離れる。ブロッキングのクレベル。


2R、クレベルは鼻頭から出血。右ハイのクレベル、さらに左右のクレベルに秋元はワンツーで。シングルレッグのクレベルの引き込みにつきあわず。顔面から出血のクレベル、ダブルレッグも切る秋元。

スタンド。秋元の左をかわしてボディロックしたクレベル、立つ秋元は右小手。何度も崩すクレベルに立つ秋元。クレベルは君江右を細かく突く、左で差したまま左足をかけるクレベルを突き放した秋元。

左ハイのクレベル。コーナーから出ると、秋元は詰める。右ジャブをヒット。しかしクレベルも右ローで押し戻す。左右をで押し戻すクレベル。どれだけスタミナが残っているか。それでも左右を突く。

詰める秋元は右ジャブ。クレベルは右インロー。秋元もハイを打つ。ゴング。


3R、いきなり組んだクレベルを切る秋元、スタンドのまま待つ。右の蹴りのクレベル。速い左を放つ秋元。しかし詰め過ぎず。クレベルのシングル、ダブルレッグも足を抜く。左前蹴りからシングルレッグの秋元。さらにシングルにヒザを突く。


引き込みにも付き合わない秋元。詰めるクレベルはシングルも足を抜く秋元、コーナーに詰める秋元は右ジャブ。クレベルは来いと手招きして右の蹴り。秋元は右ジャブ、左ハイ。


ワンツーローのクレベル。残り40秒。クレベルの詰めにはバックステップで間合いを保つ秋元。クレベルは右の蹴りでスリップ。詰める秋元にクレベルの前手がアイポークに中断。再開、残り4秒。ゴング。


判定を待つクレベルは秋元の胸を叩く。判定3-0(29-27, 30-27×2)で、常に間合いを保ち、右ジャブなど有効打を当てた秋元が勝利。組む前王者クレベルを突き放し、6連勝をマークした。
リング上のマイクでは「まず戦ってくれたクレベル選手ありがとうございます。次、やらなくてもいいって声も多いんですけれど、海外にあるベルトを戻せるのは僕しかいないと思うので、AJ・マッキーとシェイドゥラエフの勝った方、僕とナゴヤドームのメインで試合してください。でも多分、こっちの手(左手)が折れてしまったっぽいので、ちょっと休憩して。またよろしくお願いします」と、怪我を告白しながらも大晦日にAJとシェイドゥラエフの勝者と戦いたいとアピールした(※秋元強真、クレベル試合後インタビュー)。
🔴LIVE!!#RIZIN54🌉ハイライト
— U-NEXT 格闘技 公式 (@UNEXT_fight) August 11, 2026
メイン第🔟試合
RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
クレベル・コイケ
🆚
秋元強真
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