▼第16試合 KNOCK OUT-REDスーパーライト級タイトルマッチ 3分3R
△デンサヤーム・ウィラサクレック(ウィラサクレックフェアテックスジム/王者)
ドロー 判定0-2 ※27-28、27-29、28-28×3
△久井大夢(TEAM TAIMU/挑戦者)
※王座は主催者預かりに。

デンサヤームは84勝(10KO)28敗3分の戦績を持つムエタイの猛者。175cmの長身サウスポーで、ロングリーチを活かして蹴り技を得意とする。2019年『True 4U』のバンタム級トーナメントで優勝。2020年3月の『K'FESTA.3』でK-1初参戦を果たし、判定負けも武居由樹を長い手足から繰り出すパンチと蹴りで苦しめた。2022年から日本に移住し、K-1を主戦場にするも連敗。

2023年11月にKNOCK OUTのオープンフィンガーグローブ戦に臨み不可思に判定で勝利すると、12月のKrushでは町田光にも判定勝ち。2024年2月のKNOCK OUTではマルコス・リオスをヒジでTKOに破って3連勝も9月にエイ・マムリンプートングに延長RでKO負けを喫した。12月のKNOCK OUT-REDスーパーライト級王座決定戦で良太郎を2RにTKOし、王座に就いた。2025年7月にエイとの再戦で初防衛戦が決まっていたが怪我により欠場。今回が復帰戦となる。

久井は2022年4月にプロデビュー後、12月に3戦目にしてKNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座を獲得。2023年9月にBLACKライト級王座に就き17歳にして2階級制覇、2024年6月に龍聖とBLACKスーパーフェザー級王座決定戦を争い、17戦無敗だった龍聖に初黒星を付けて三冠を達成。2024年12月の「KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定トーナメント」で優勝し、再び同王座にも就いた。

2025年2月にはIPCC世界-60kg王座をカンボジアで獲得。6月に龍聖との再戦を制してBLACKスーパーフェザー級王座の初防衛に成功すると7月にライト級転向第一戦でロムイーサンとの再戦で判定負け。9月に『ONE Friday Fights』初参戦を果たすとONEムエタイで完封勝利。10月には古村匡平にKO勝ち。12月にゴンナパーに判定勝ちでKNOCK OUT-REDライト級王座を奪取し、2月のダイレクトリマッチではドローで初防衛に成功した。しかし、4月のONE SAMURAIで秋元皓貴に判定2-1で惜敗。戦績は19勝(6KO)6敗1分。

前日計量でデンサヤームは3.1kgの大幅オーバー。規定では2kg以上の体重超過は失格となるが、久井側の強い要望もあり、双方合意の上、特別措置にて試合を実施することが決定した。1R、デンサヤームは減点2から試合開始。デンサヤームのファイトマネー30%を没収し、その全額が久井へ支払われる。久井が勝利した場合、新チャンピオンとして認定される。デンサヤームが勝利した場合はノーコンテストとなり、王座は剥奪のうえ空位となる。KOボーナス・勝利者賞の対象は久井のみ。

1R、左カーフを蹴っていく久井はデンサヤームがローを蹴ってくると右インローを返す。久井の後ろ蹴りにデンサヤームが蹴りを合わせたところローブローに。再開後、久井はジャブを突き始めるがデンサヤームは強烈な左ミドル。左ローも蹴る。デンサヤームは左フックも振り、久井はステップでかわしていく。

2R、久井に左カーフを蹴られるデンサヤームは一気に距離を詰め、ヒジと左右フック。久井はそれをステップでかわしていくが、デンサヤームは猛然と追い詰める。そのため組みが多くなる久井。バックハンドブロー、後ろ蹴りは空振りに終わる。

3Rも久井を追い回すデンサヤーム。久井はジャブを突くが単発で、攻撃が少ない。デンサヤームはヒジをダッキングしてかわした久井の顔面へヒザを突き上げる。残り30秒でジャブ、左ストレートを打つ久井。しかし、後ろ蹴りはかわされて有効打らしい有効打を奪えずに試合を終えた。







