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【ONE】日本最後の砦・野杁正明が左フックでKOリベンジ、海人がシアサラニのハイキックで衝撃失神KO負け、都木航佑がチャオに敗退、山北渓人が田上こゆるを必殺技ケルベロスチョークで極める! 笠原弘希が塩川琉斗の“塩漬け”に強打不発のスプリット判定勝ち、礼司が本戦契約の奥村将真を破る、北野克樹がKO勝ち、森が佐藤に逆転一本勝ち

2026/08/08 17:08
ONE SAMURAI 22026年8月8日(土)東京・EBARA WAVE アリーナおおた(大田区総合体育館)※U-NEXTにてLIVE配信 ▼メインイベント(第8試合)ONE SAMURAIフェザー級(※70.3kg)キックボクシングトーナメント 3分3R〇野杁正明(team VASILEUS)69.9kg ※選手名前から計量・記者会見記事[1R 2分59秒 KO] ※左フック×リウ・メンヤン(中国)69.9kg※野杁が準決勝へ進出。  野杁は2009年にK-1甲子園初となる高校1年生王者になり、“怪物”と呼ばれるようになった。圧倒的なテクニックと類まれなるセンスでプロ転向後すぐにトップクラス入りし、WBCムエタイ日本スーパー・ライト級王座、第2代Krushウェルター級王座、NDC -66kg王座などを獲得。2017年6月には日本人選手として初めてゲーオ・ウィラサクレックに勝利し、第2代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者に。  2021年9月の「第2代ウェルター級王座決定トーナメント」を全試合KOで制して2階級制覇。2022年6月の『THE MATCH』で海人との国内頂上決戦に敗れるが、その後は2連続KO勝ちで復活。2024年6月に『ONE 167』でONE初参戦を果たしたがシッティチャイに判定3-0で敗れた。  12月の2戦目でもリウ・メンヤンにも判定で敗れ連敗したが、2024年1月のシャーキル・タクレティ戦にて2RでKO勝ち。2025年3月、タワンチャイをKOしONEフェザー級キックボクシング暫定世界王座に就くも、11月の正規王者スーパーボンとの王座統一戦で敗れた。戦績は51勝(27KO)14敗。  メンヤンは2024年12月のONEで野杁と対戦し、1Rに右ストレートでダウンを奪って勝利。前に出て相手を押し、距離を詰めてのショートのパンチのコンビネーション、前蹴りが得意。ONEでの2戦目でモハメド・シアサラニ(5月にONEで海人に判定勝ち)にスプリット判定で敗れた時も、野杁戦でも終盤にスローダウンする傾向があった。  その後は9月にシャドウ・シンハ・マウインに判定勝ち、12月にタワンチャイにカーフキックで1Rわずか52秒でTKO勝ちと連勝し、5月に王者スーパーボンへの挑戦が決まっていたが王者の怪我で流れ、ガブリエル・ペレイラに判定勝ち。戦績は36勝7敗。MMAでも2勝。  1R、ジャブと前蹴りのメンヤンに野杁は右カーフ。両者腕と腕が触れる近距離でカーフを蹴り合う。メンヤンは前蹴り、左フック。野杁も前蹴りから与座キック、左ボディからの左フック。左の与座キックを連打する野杁は左ボディ、メンヤンも近距離でフックを打つが、野杁は左与座キックからの左ヒザ。  野杁が左右ボディから左フックを打てば、メンヤンも同じ左ボディから左右フック。両者とも下がらず近距離で攻撃を出し合う。野杁は右カーフを蹴って前へ出る。ヒザ、前蹴り、ワンツー、左ボディからの左フックと前に出る野杁。  野杁は左フックを強打し、右ヒザから右ストレート。メンヤンが右フックを打つと、野杁がすかさず返しの左フック。メンヤンの身体が泳ぎ、野杁は右フックからもう一度左フック。メンヤンがバッタリと倒れ、野杁の見事なKO勝ちに。 「今日お越しいただいた皆様ありがとうございました。ONE SAMURAIだけじゃなくてONEのメインはこうじゃないと締まらないでしょう。武尊くんがロッタンにああいう勝ち方をしてめちゃくちゃプレッシャーだったんですけれど、VASILEUSが最強ということ、雅和さんが世界一のトレーナーということが証明できたので安心しています。  海人くんが負けちゃって直接リベンジは出来なかったんですけれど、シアサラニ選手は本当に強い選手ですし、フェザー級の日本人は僕に任せていただければ問題ないので、必ず次の試合も今回と同じようにKOで勝って、必ず決勝まで上がって。僕の予想ではグレゴリアン選手が上がって来るのでしっかり僕がKOして、スーパーボン選手に挑戦してリベンジしたいと思っているので次の試合も応援に来てください」と、高らかに宣言した野杁には最高額の1500万円のボーナスを獲得。 続けて「僕は世界の強豪と戦いたくてONE Championshipに参戦させていただいて、最初は上手くいかなかったんですけれど、皆さまにチャンスをもらってここまで来ることが出来ました。これからも僕は結果と内容で証明して、ONE自体が盛り上がるように僕は日本を代表して戦っていくので、これからもVASILEUSと野杁正明にご期待ください」と語った。 [nextpage] ▼第7試合 ONE SAMURAIフェザー級(※70.3kg)キックボクシングトーナメント 3分3R×海人(TEAM F.O.D)69.9kg[1R 1分27秒 KO] ※左ハイキック〇モハメド・シアサラニ(イラン)70.0kg※シアサラニが準決勝へ進出。  海人は2014年2月にデビュー。2017年11月にSB日本スーパーライト級王座を獲得し、2018年11月にはS-cup2018 -65kg世界トーナメント優勝。その活躍はSB内だけに留まらず、2016年以降はRISE、RIZIN、KNOCK OUTで全勝。KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級王座、RISEミドル級王座を奪取した。2022年6月の『THE MATCH 2022』では野杁正明をも破っている。驚異の18連勝をマークしていたが、8月のGLORYで世界王者ティジャニ・ベスタティに敗れ王座奪取ならず。 その後は連勝で再び勢いに乗ったが、2024年2月に元ONE世界王者ペットモラコットに惜敗。4月のダイレクトリマッチでリベンジを果たした。ベスタティへのリベンジ&GLORY世界王座奪取を目標に掲げ、GLORYのランカーを相手に4連勝をかざっていたが、2025年5月の『ONE Friday Fights』でモハメド・シアサラニに判定負け。6月にはGLORY世界ライト級1位エンリコ・ケールに判定負けとキャリア初の連敗を喫したが、11月にケールにリベンジ成功。12月にはKNOCK OUTでシッティチャイを破った。しかし、2026年4月のマラット・グレゴリアン戦で自身初のKO負けを喫した。戦績は62勝(26KO)10敗1無効試合。 シアサラニは2023年からONEに参戦し、シッティチャイ・シッソンピーノンやモハメド・ブタザ、野杁正明に勝利したリウ・メンヤンにも勝っており、ONEでの戦績は9勝2敗。基本はミドルキックを軸としたムエタイスタイルだが、飛び込んでの左ストレート、左ボディブローには一発で相手をダウンさせる威力を秘める。2025年5月のONE FFで海人を完封して世界に名を轟かせると、その後も3連勝。  1R、オーソドックスに構えた海人はサウスポーのシアサラニに右ミドルを2発、シアサラニは前蹴りを連発してくる。シアサラニがワンツーと右アッパー、海人は左インローを蹴り返す。  シアサラニは左ミドルハイを2度蹴ると、続けて左ハイキック! 右の攻撃を警戒していたか、ガードを下げていた海人にクリーンヒット。海人は気を失って頭から倒れ、シアサラニの衝撃のKO勝ちとなった。海人はしばらく起き上がれないほどのダメージを負っていた。  シアサラニは「今回のトーナメントに入れて嬉しいです。ハイキックでKO出来てとても嬉しいです。トレーナーとハイキックの練習をしていて、ハイキック、ハイキックと思い込んで戦いました。リウ・メイヤン選手、僕とまたやりたいと言っていたけれど次ちゃんと勝ってください。6年間タイにすんでいてイランに帰っていません、このトーナメントにタイ人がいないので私がタイ人の代わりに戦います」と勝利者インタビューに答える。  そして750万円のボーナスを手にし、「このお金を次のファイトキャンプ、そして次のファイトキャンプのために使いたいです」と語った。 [nextpage] ▼第6試合 ONE SAMURAIフェザー級(※70.3kg)キックボクシングトーナメント 3分3R×都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz)70.1kg[判定0-3]〇ルオ・チャオ(中国)70.0kg  シュートボクシングの都木は2025年2月にRYOTAROを下してSB日本スーパーウェルター級王者となり、順調に勝ち星を積み重ねていくも、昨年11月の創設40週記念大会でRISEトップランカーの憂也にまさかの判定負け。この敗戦を機に元SB世界ウェルター級王者・土井広之のもとに弟子入りし、2026年4月大会ではKO勝ち。6月には風間大輝の挑戦を退けてSB日本スーパーウェルター級王座の初防衛に成功している。 チャオは武林風やクンルンファイトで活躍。2025年にはISKA K-1インターコンチネンタル王者になっている。中国で開催されている『ONE Hero Series』で4連勝を飾り、2026年5月に本戦デビュー。デニス・ソウザ・ジュニアに判定2-1で勝利し、戦績を43勝(19KO)11敗1分けとした。  1R、サウスポーの都木に右ミドルを蹴るチャオ。都木はサウスポーのセオリーである右回りではなく左回りから右ローを蹴る。チャオは右ローと右ミドル、都木にロープを背負わせると顔面からボディへのコンビネーション。都木が左ローを蹴ると右ストレートを合わせる。サウスポーにもスイッチするチャオ。  都木は左ヒザを突き刺す。そして右回りになると右ローと左インロー、左ミドル。チャオはワンツー、左ボディを打つも都木がワンツーを返す。さらに左インロー。序盤はチャオの手数とコンビネーションが目立ったが、終盤は都木がローで2Rにつなげた様子。  2R、都木は左インロー2発から左ヒザ。チャオはジャブと右ミドルだが、都木は下がらないでヒザを返す。ジャブから右インローの都木にチャオは大きなリアクション。チャオはジャブと左右の連打を放つが、都木はガードして下がらず左ミドルを蹴る。さらに左インロー。  チャオは手数を止めず打ち続ける。都木は左ヒザ、左ミドル。都木の左ヒザ連打でチャオは下がっていく。前に出て左インロー、左ミドル、左ヒザを蹴る都木にチャオは後退を繰り返す。負けじと右フック、左ボディを打ち返すチャオだが手数はかなり減って来た。  3R、再び前に出るチャオがジャブを突いてワンツー、そして右ヒザ。都木は左ミドルを蹴るがチャオは左ボディを返し、バックハンドブロー。左ミドルと左ヒザの都木に左ボディ、左右フックと手数を止めないチャオ。左ボディからの左フックが都木の顔面を捉えた。チャオの左フックで都木の頭が揺れるが、都木も右ストレートを打ち返す。  チャオの左右フックにヒザで抵抗する都木だが、チャオのパンチを顔面で受けてしまう。それでも前に出て両ヒザを蹴る都木。雄叫びをあげて左右フックを打つチャオもフラフラ。都木は左ミドルと前蹴り、チャオの左フックをもらっても左ミドルを蹴るがチャオの手数は止まらない。最後まで前に出た都木と、手数が止まらなかったチャオ。  判定3-0でチャオが都木を振り切り、グレゴリアンの待つ準決勝へ駒を進めた。 [nextpage] ▼第5試合 ONEストロー級(※56.7kg)MMA 5分3R〇山北渓人(リバーサルジム新宿Me,We)13勝1敗 56.4kg[1R 4分37秒 ケルベロスチョーク]×田上こゆる(BLOWS)修斗世界ストロー級(52.2kg)王者 11勝5敗 56.5kg  両者はともに、2021年2月に開催された『Road to ONE: 4th Young Guns』に出場。山北は安芸柊斗に2R TKO勝ちし、田上はリトルに判定勝ちしている。  山北は、レスリングをベースに柔術を融合させた強い組み技を武器に、スタンドでも細かいステップで出入りして組みに繋げるオールラウンダー。  20年2月にMMAプロデビューすると、22年7月、北方大地に判定勝ちでPANCRASEストロー級王者に。23年3月にONEに初参戦し元ONEストロー級王者・アレックス・シウバに判定勝ち。24年1月の東京大会でボカン・マスンヤネに判定負けするまで8戦無敗。  初黒星後は3月のカタール大会でジェレミー・ミアドを相手に1R ブルドッグチョークで一本勝ちし早々に再起を遂げると、8月、猿田洋祐に判定勝ち。25年2月、リト・アディワンに判定勝ちも、右肩の腱板を断裂したため手術を行い、26年4月の『ONE SAMURAI 1』で復帰。元修斗&PANCRASE王者のストライカー黒澤亮平に2R チョイバーからの腕十字で一本勝ちで4連勝とした。30歳。  田上は、アマチュアシュートボクシング、アマチュア修斗で活躍後、2019年に修斗でプロデビューしたMMAストライカー。21年2月の修斗「ROAD TO ONE」でリトルに判定勝ちで5連勝をマークも、安芸柊斗、マッチョザバタフライ、当真佳直相手にまさかの3連続判定負け。 しかし、24年12月に旭那拳に判定勝ちするなど4連勝で、修斗世界ストロー級王座戴冠。25年9月には元王者・山上幹臣を1R、左フックでKOに下して初防衛に成功した。 3年間無敗を誇るとフライ級への挑戦を表明。25年11月に元二階級同時世界王者の新井丈と対戦し、激闘の末に判定で敗れた。26年5月の前戦では、地元大阪でグラップラーの黒部和沙を挑戦者に迎え、4R TKO勝ちで2度目のストロー級王座防衛に成功している。24歳。  1R、ともにオーソドックス構え。中央を取る山北。コーナーに詰めてローシングルからダブルレッグテイクダウン。立とうとする田上をボディロックで寝かせる、田上は右腕で首を抱えるが、ハーフ。山北はヴォンフルーチョーク狙いから肩固めも狙う。  ハーフからマウントの際で脇差し入れ変えた田上がトップに。山北はギロチンを解くと、離れてスタンドに。詰める山北はダブルレッグテイクダウン、背中見せて立とうとする田上のバックを奪い、腕の上からリアネイキドチョーク狙い。田上が腰をずらして亀になろうとしたところに袈裟固めの応用で首を掴んでブルドッグチョーク! コーナ際で田上の左手も両足で挟んで腹固めで絞めてタップを奪った。  試合後、山北は「ブルドッグチョークとコールされましたが、ケルベロスチョークです。相手も強い選手だったんですけど、勝たないといけない試合だと思ったので、タイトルマッチへのアピールはできたと思います」と語ると、750万円のボーナスを獲得した。 [nextpage] ▼第4試合 キャッチウェイト(-68.8kg契約)キックボクシング 3分3R〇笠原弘希(シーザージム/シュートボクシング4階級制覇)=68.8kg[判定2-1]×塩川琉斗(TOP STAR GYM/RISEライト級王者)=67.1kg※笠原は規定時間外にハイドレーションをクリアも68.8kgで体重超過のため、キャッチウェイトで試合を実施。笠原は報酬の20%を塩川に支払う。  68.9kg契約のキャッチウェイト戦。笠原は強打を武器に2018年9月にSB日本フェザー級王座、2019年9月に同スーパーフェザー級王座、2022年4月に同ライト級王座、そして2026年6月に同スーパーライト級王座を奪取してSB史上初の四階級制覇を達成。海外強豪勢や他団体選手を相手に連続KOでSB王者の強さを証明し、2025年11月のRISE×GLORY LFSトーナメント2回戦では白鳥大珠を延長戦で破ったが、準々決勝で原口健飛に敗れた。戦績は38勝(16KO)9敗。 塩川はフルコンタクト空手をバックボーンに持ち、足技を得意とする。デビューから3連敗を喫したが、その後は格上の山畑雄摩、北井智大らに連戦連勝。2025年10月には伊藤澄哉をも破り、2026年4月に奥山雅仁との王座決定戦を制して第9代RISEライト級(-62.5kg)王者になった。現在9連勝中で戦績は9勝(1KO)3敗。得意技は“マッハ蹴り”。 笠原にとってはRISEへのリベンジともなる一戦であり、SB立ち技最強の証明。塩川は王座に就いたばかりだが、いきなりの大物喰いを達成させるチャンス。  1R、じりじりと前に出て左フックを狙う笠原に、サウスポーの塩川は左ミドル。笠原が右ストレートからのワンツー連打で塩川をコーナーに詰めるが、塩川はステップでコーナー脱出。前に出る笠原が右ストレートを狙い撃ち。塩川は左ミドルと前蹴り。笠原は接近して左ボディ。塩川は右カーフの3連打。笠原が一瞬バランスを崩す。  2R、塩川がワンツーで先手を取るが、笠原もワンツー。前に出る笠原が左右ボディ、右ストレート。塩川は右フックで迎え撃つ。左ハイを蹴る塩川は左三日月も。笠原の右ストレートに合わせて左ハイを蹴る。  左右フックで前に出る笠原は左フック、塩川は左インローで笠原のバランスを崩す。塩川は左インローと右カーフで笠原の前進を止めようとし、前に出る笠原を右フックで迎え撃つ。  3R、笠原はジャブで前へ出るが塩川が右横蹴りとヴァレリーキック。さらに顔面前蹴りも。笠原は左右ローを蹴り、塩川のテンカオには右フック。塩川の顔面前蹴りをかわすと右フック。至近距離で左右フック、ワンツーをヒットさせる笠原に塩川は左のテンカオを連打。塩川は横蹴り、左ミドル。  笠原は左右フックで塩川のバランスを崩す。笠原はガードを下げて誘うが、塩川はのってこない。しかし最後の10秒、両者足を止めての打ち合いで笠原の右ストレートがヒットした。  判定は2-1と割れ、笠原が王者対決を制した。 [nextpage] ▼第3試合 ストロー級(-56.7kg)キックボクシング 3分3R×奥村将真(TEAM TEPPEN)=56.2kg[判定0-3]〇礼司(楠誠会館)=56.7kg  奥村は第2回東アジアユース競技大会ボクシング男子60kg級優勝の実績を持ち、2024年1月のキックボクシングプロデビュー後はStand up King of Rookie 2024 -55kg級で優勝。2025年8月のRISEで山田貴紀に判定で敗れたが、10月のONE FF初出場ではイギリスのアルフィー・リンチを2分50秒でTKO。2026年1月の2戦目はシェン・イーハンに判定勝ち、3月にウズベキスタンのアドハム・ルジエフに判定勝ち、5月に中国のシェン・イージョウに判定勝ちと4連勝中。本戦契約も獲得し、勢いに乗っている。戦績は9勝(4KO)2敗1無効試合。 礼司はDEEP☆KICK、CROSS×OVERをへて2025年2月からRISEに参戦。寺山遼冴を破って注目を集めたが、2戦目で加藤有吾にKO負け。その後は翔磨、松永隆に連勝。2026年3月には、MA日本キックボクシング連盟の日本フェザー級王座決定戦で、鬼澤佑輔をバックスピンエルボーからのヒジでKO勝ちして王座に就いた。4月のONE FF初出場では中国のシェン・イーハンに勝利。  1R、礼司はサウスポーから左ミドル、左ストレート。奥村は左カーフと右三日月を蹴る。礼司の左インローがローブローとなって中断。再開後、奥村はジャブと右三日月、礼司も左三日月を蹴り返す。  奥村は右ハイで前へ出てい行くが礼司もワンツー、出入りを繰り返す奥村は右インローから右ハイ、すぐに右ストレート。礼司の右フックには奥村が左ボディ。奥村が入って来るところに左ストレートのカウンターを狙う礼司。しかし、奥村は礼司の右側へ移動するようにして右ストレートを打つ。  2R、礼司は左ミドルからワンツー、ワンツーから左ミドル。奥村が入ってくるところに右フックを合わせる礼司。奥村は後ろ蹴りを放つが礼司は左ミドルを返す。このラウンド、奥村はあまり出入りせず近距離で右ミドルを蹴り、左ボディ、ワンツー。  かなり近距離でパンチをミドルを交わす両者。礼司の左ミドルに奥村は左ボディ。右ストレート、左フックの奥村に左ストレートを打つ礼司。奥村は礼司の左ミドルに左ボディを返す。礼司が盛り返した印象。  3R、いきなり左ストレートを打つ礼司。さらにワンツー、左ミドル。奥村も右フックからの左ボディで応戦。至近距離でフックを打ち合うが、礼司は蹴りも混ぜる。奥村が蹴る斗必ず蹴り返す礼司。奥村は右ボディを打ってから右ストレート、礼司は左ミドルで奥村の右腕を蹴る。  ミドルの蹴り合いから左ストレートを打つのは礼司。さらに礼司の左ハイが奥村の頭部をかすめる。礼司の前蹴りで派手に転倒する奥村。それでも奥村は接近して右フックからの左アッパー、礼司がワンツー、左ストレート。奥村もフルスイングで応え、両者笑顔で打ち合った。奥村が空振りした勢いで転倒すると、礼司は仁王立ち。  判定3-0で勝者は礼司。本戦契約選手の奥村を破った。解説の魔裟斗も武尊も両選手を「今後楽しみ」と高評価した。 [nextpage] ▼第2試合 キャッチウェイト(※67.2kg)キックボクシング 3分3R×嵐舞(TEAM TEPPEN)=67.2kg[3R 0分50秒 KO]〇北野克樹(誠至会)=65.5kg※嵐舞は本計量でハイドレーションをクリアも体重超過のため、キャッチウェイトで試合を実施。嵐舞は報酬の20%を北野に支払う。  嵐舞はTEAM TEPPENの新鋭サウスポー。2023年10月に『Stand up』でデビューし、2024年5月には『RISE』に初出場した。2026年1月にONE FF初参戦を果たすと、タイ人のチャラムカオをヒザ蹴り連打でKO。3月の2戦目ではフランスのヴェリハン・パリットから左フックでダウンを奪って判定勝ち。5月に中国のイー・ヌオに初回KO勝ちすると本戦契約を獲得した。戦績は4勝(2KO)1敗1分。 北野は関西の名門・誠至会のエースで、回転系の蹴り技を得意とし“竜巻旋風脚”の異名を持つ。2020年9月にベテランの健太から判定勝利を奪うと、11月にRISE初参戦で当時11戦無敗と勢いに乗る山田洸誓にプロ初黒星を付けた。これまでHOOST CUPウェルター級王座、WBCムエタイ日本統一スーパーライト級王座、NJKF同級王座、WPMFインターコンチネンタル同級王座、IOCインターコンチネンタル同級王座と五冠を獲得。 BOMで行われた「ROAD TO ONE ムエタイ」のウェルター級トーナメントで2023年4月に優勝し、10月の『ONE Friday Fights 38』に初出場。ハリル・キュトゥクチュからヒジ打ちでダウンを奪って判定勝ち。2025年3月に待望の本戦初出場もステファン・コロディに判定で敗れ、2月のレニー・ブラジ戦でも判定負けで連敗中。北野はONEでのキックボクシングルールは初となる。  1R、サウスポーの嵐舞は左インカーフ、北野の右ミドルに左フックを合わせに行くが、蹴り足をキャッチしていたため注意を受ける。前に出て左ボディストレート、左ハイを蹴る嵐舞。左ボディストレートから右フックを多用する嵐舞だが、蹴り足キャッチに注意を受ける。  再開後、またも左ボディストレートを打ってきた嵐舞に北野が狙いすましたテンカオ。北野は右ミドル、左ヒザでラッシュを仕掛ける。身体を丸めて耐える嵐舞は左ストレートで反撃するが、北野は右ミドルと前蹴り、左ヒザのカウンター。嵐舞は明らかなボディのダメージ。北野はバッティングか右目上から流血した。  2R、序盤の至近距離での打ち合いで、北野の右ヒザがローブローとなり試合は中断。再開後、北野は右ミドル、嵐舞も左ミドルを蹴り返す。北野はヒザも。ローブローが互いに多い。嵐舞は左ボディストレートも北野はテンカオを突き刺す。嵐舞も負けじと飛びヒザ蹴り。北野が左右フックを打てば嵐舞は右フック。北野は左右のヒザと右ミドル。  まるで前へ歩くように左右のテンカオを突き刺す北野。北野の左ヒザが突き刺さり、嵐舞はダウン。嵐舞はローブローを主張するが受け入れられず。しかし再開後、北野の右ミドルで嵐舞が倒れ、これはローブロー判定。再開後、北野は前蹴り、テンカオ。嵐舞は飛びヒザ、ジャンプしてのフックと暴れるが、北野の右ヒザで嵐舞はダウン。  3R、北野は右ミドルから右ヒザ、さらに両ヒザ蹴り。三日月蹴りでも畳み込む。ここで北野は右ハイキック、右顔面前蹴り、そしてボディへの右ヒザを連打してダウンを追加。嵐舞は立ち上がれず、北野のKO勝ちとなった。  北野は連敗を脱出、嵐舞はONEでの初黒星に。  北野は「嬉しいです。本当に嬉しいです。エイワスポーツジムの中川会長がついてくださっているんですけれど、今エイワスポーツジムでお世話になっていて。たくさんの方に支ええられています」と男泣き。  ここで750万円のボーナスが贈られ、「実は来月子供が生まれるんですよ、その娘のためにキツイ練習の時に思い出してずっと今日まで頑張ってきました」と喜びの涙で語った。 [nextpage] ▼第1試合 ONEライト級(※77.1kg)MMA 5分3R〇森 昴星(THE BLACKBELT JAPAN)7勝0敗 76.5kg[2R 2分43秒 リアネイキドチョーク]×佐藤雄介(日本/オーストラリア)2勝2敗 76.9kg  森は、26年4月のFighting NEXUS 初代ウェルター級王座決定トーナメント決勝戦で悠太に1R TKO勝ちで王座戴冠。佐藤は伝統派空手出身、豪州Eternal MMAでアマチュア3勝1敗。プロ2勝1敗。  1R、ともにオーソドックス構え。スイッチして右ローの佐藤はオーソに戻して、森の右ローに合わせて右ストレートでダウンを奪う、立つ森はシングルレッグでコーナーに押し込むと四つで組むも首投げが抜ける。離れる佐藤。森は右目を大きく腫らせている。  さらにシングルレッグテイクダウンからバックにつくと両足フックでグラウンドに引きずり込みリアネイキドチョーク! 後ろ手を組ませない佐藤。森はパームトゥパームで絞めるが、腰をずらした佐藤が脱出。腕十字移行の森だげ逃げられる。  2R、右目を腫らした森は遠間でステップそて組みも切る佐藤。スイッチする佐藤は右前蹴り。森は右ローもまたも右ストレートを当てる佐藤! しかし森はシングルレッグテイクダウンから両足を束ねてバックテイク。sングルバックから佐藤の立ち際に足を巻き、背中に乗るとリアネイキドチョーク! 2度後ろ手を剥がした佐藤だが、3度目に森が絞めてグラウンドに引きずり込みタップを奪った。  勝利した森は「もう目が痛いです。今回でMMA7戦目? どうしようかなと思って。何とかなりました。盛り上げるような試合ができなくて勝ちに徹するような試合をしてしまったんですけどすみません」と語る。  しかし、ボーナス150万円の獲得を告げられると、「目は痛くないです(笑)。150万円! 国民年金払います」と語った。
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