2026年8月8日(土)大阪・タケダハムはびきのコロセアム『KNOCK OUT.67~KNOCK OUT SUMMER JAM in OSAKA~』(U-NEXT配信)にて、KNOCK OUT-REDフェザー級王座決定戦3分3R延長1Rで対戦する“狂拳”迅(WIZARDキックボクシングジム)とスラサック・クルーダージム(タイ/クルーダージム)のインタビューが主催者を通じて届いた。
仁「全部効かして倒そうかな」
4連続1R KO勝利でここまでたどり着いた狂拳が、試合を目前にして思うこととは?
──王座決定戦が迫ってきましたが、ここまで練習の手応えはどんな感じですか?
「追い込み練習は先週の土曜日までやってたんですけど、すごく自信がありますね。しっかり準備はできてます」
──その練習で一番心がけたのはどういうところでしたか?
「自分ができることを増やしてきた感じですね。もちろん、相手がこう来たらこう、みたいなのはあるでんすけど、それより最近は試合中の閃きで戦うことが多くて。対策とかしていても、相手が全く違う動きをしてくることもあるわけじゃないですか。そうなった時に、対策練習しすぎても、となって。だから自分を強くすることだけに重点を置いてやってきました」
──では動きの引き出しも、かなり増えた感じなんですか?
「引き出しも増えましたし、倒せる技も何個か増えましたね。相手はパンチに一番警戒してくるでしょうけど、そう思われても全然大丈夫です。パンチでも蹴りでも、全部効かして倒そうかなと思ってます」
──最後はやはり、その時の流れや閃きで?
「そうですね。その時の流れで、当たると思った攻撃を打つ、という感じです」
──初めてのタイ人戦となりますが、気持ちとしてはどうですか?
「やっぱり試合をやっていく中で、キツい追い込みとか減量とかもあって、メンタルがブレる時もあるので、相手が強く見えたりすることもあるんですけど、今はもう、どんな展開になっても、勝てるビジョンが見えてますね」
──自分がベルトを巻いてるビジョンもガッチリ見えてますか?
「もちろん。試合まで何回も、ベルトを巻いてるところを想像しながら走ったりして、『最高やな!』と思ってました」
──試合順もセミファイナルになりました。
「そうですよね。小林愛理奈選手がセミやと思ってたので、うれしいです。しっかりKNOCK OUTらしく、プロとしての仕事をしようと思ってます」
──応援もたくさん来られるんですか?
「はい、いっぱい来てくれます。普段、東京での試合にはなかなか来れへん人とかも来てくれるので、みんなの前で最高の景色を見せたいなと思ってます」
──大会の注目度も高いですし、ここで勝ってチャンピオンになれば、知名度もさらに上がると思いますが。
「でも、強かったら勝手に有名にもなるじゃないですか。そう育てられてるんで。やっぱり格闘家は強くないといけないじゃないですか。だから強さが一番とは思ってますけど、その中でチャンピオンになって、知名度もついて、カッコいい格闘家でありたいなとは思ってます。今年プロデビューした弟(田邊謙心)もチャンスを掴んでるし、他にも後輩がいて、みんなが勝ってしっかりつないでくれてるので、次は僕が勝って、みんなにつなぎ直そうかなと思っています」
──オープンフィンガーグローブでの練習を福田龍彌選手とやっている話は以前にもお聞きしましたが、今回一緒に出場する繁那選手もジムがすぐ近くだそうですね。
「はい、メチャ近いです。試合が決まったら週1回、スパーリングに来てくれてました。今回は相手が、オーソドックスなのであんまりやってないですけど。去年、僕が初めてKNOCK OUTに出た時に、繁那もWBCムエタイの試合で出てたんですよね。今回は一緒にしっかり勝ちたいですね」
──改めて、ここで勝ってチャンピオンになったら、その先はどうしたいですか?
「お父さん(ジム会長)からも、チャンピオンになったら、俺の好きなようにやっていいって言われてるんですよ。まずは口だけじゃなくて、しっかりベルトを獲ったら強さを証明できると思うので、その後は僕のやりたいようにやっていこうかなと思ってます。獲ったらいろいろ広がると思うので。ホンマに人生かけてますし、最後に立ってんのは俺やぞと思ってるんで。向こうも人生懸けてくるやろうし、僕も人生懸かってるんで。先週、娘も生まれましたしね」
──それはおめでとうございます!
「ありがとうございます。やっぱり強いパパでいたいので、しっかり勝とうかなと思ってます。守るものも増えたし、KOボーナスでおもちゃをいっぱい買ってあげようかなと」
──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
「タイ人相手でも僕のスタイルが通用するというところと、僕の人生を懸けた戦いに感じてもらえるものがあると思うので、そこを見てもらえたらなと思います」
[nextpage]
スラサック「今までと同じようにはならない」
前回のKNOCK OUT参戦では福田海斗にKO負けでリベンジを許したが、今回はタイトルの機会に燃えている。そんなスラサックは試合で何を見せようとしているのか?
──前回、5月の福田海斗戦は残念でしたが、今あの試合を振り返ると?
「あの試合は残念に思っています。コンディションが悪く、悪い結果を出してしまいました。その点は自分自身反省して、今回はきちんと仕上げているので、いい結果を出します。前回の失敗を活かして改善しています」
──今回の対戦相手、“狂拳”迅選手の印象は?
「彼は技も重く強い選手だと思います。油断しないで戦います」
──狂拳選手はOFGムエタイ初挑戦からここまで4戦連続、1RKOで来ています。そのことについてどう思っていますか?
「僕が相手だと、今までと同じようにはならないですね。5回目はないです」
──自分としてはどういう試合をして、どう勝ちたいと思っていますか?
「なるべく早い段階で決着をつけたいですね。KOで締めたいと思ってます。同じファイター同士、どっちの技が強いのか比べましょう」
──今回は狂拳選手の地元に近い大阪での試合になります。アウェイでの試合になることをどう思っていますか?
「試合はどこでやろうとも気にしていません。リングでどちらが強いかが分かるだけです」
──勝ってチャンピオンになったら、その先はどうしたいと考えていますか?
「チャンピオンベルトをタイに持ち帰ります。そして防衛を重ねて、少しでも長く保持していきたいです」
──狂拳選手にメッセージをお願いします。
「リングで会いましょう!」
──当日の試合で、一番注目してほしいポイントはどこですか?
「ファンの方たちには、僕の重くて強力な技を見てもらえると思います。驚いてもらえるでしょう。リングでの僕に注目してください」