▼第5試合 K-1 WORLD MAX 2025 -70kg世界最強決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R延長1R
×アビラル・ヒマラヤン・チーター(志村道場/Krushスーパー・ウェルター級王者)
判定0-2 ※29-30×2、29-29
〇ジョナサン・アイウル(サモア/Allstyles Gym)
※アイウルがリザーバーに決定。
アビラルは、K-1に参戦経験があるデーブ・クマール・ギミーレを父に持ち、2016年にネパールから来日。志村道場でキックボクシングを始め、2020年1月にHEATミドル級王座を獲得。同年12月にK-1初参戦で木村“フィリップ”ミノルからダウンを奪うも、出血によるTKO負け。その後もK-1へ定期参戦。今年5月にはKrushで小田尋久を破りKrushスーパー・ウェルター級王者となった。9月のトーナメント開幕戦ではアイメリック・ラジジに判定で敗れ、初戦敗退。戦績は19勝(18KO)7敗。
アイウルはオーストラリア出身のサモア系ファイターで、ラグビーをやっていたためか、フィジカル能力が高い。2022年にはK-1参戦経験のあるクルーズ・ブリッグスに勝利している。これまでのサモアンファイターと違い蹴りを中心に試合を組み立て、右フックで仕留めるのが得意のKOパターン。今年5月には佐藤嘉洋の日本チームに加わり『武林風』で戦い勝利。9月のトーナメント開幕戦ではゾーラ・アカピャンに判定負けで初戦敗退となった。戦績は34勝(15KO)8敗1分。

1R、コーナーを背負ったアビラルがアイウルのジャブに右クロスを合わせるが、アビラルが前に出たところに今後はアイウルが右を合わせる。終盤、アビラルが前へ出てワンツーをヒットさせた。

2R、アビラルは前蹴りを連打、右カーフを蹴る。アイウルは右ストレートでアビラルを下がらせると連打をまとめに行くが、アビラルもワンツーを打ち返す。アビラルの左フックにグラつくアイウルだが、アビラルが詰めてきたところに左フックをクリーンヒット。互いにパンチを当て合う。アイウルが左ボディから左フック、アビラルも左フックを返して右ストレート。

3R、左ボディを打つアイウルに右を打ち抜くアビラル。アイウルが左右フック、アビラルがワンツーという展開。アイウルは左右フックから左ボディ、同じく左右フックからヒザ。アビラルの左右フックがアイウルを捉えるが、アイウルは構わず打ち返してくる。最後はアビラルのワンツーがヒットした。






