▼第15試合 K-1ヘビー級タイトルマッチ 3分3R延長1R
×ロエル・マナート(オランダ/Mejiro Gym Amsterdam/王者)
KO 1R 3分02秒 ※右フック
〇アリエル・マチャド(ブラジル/Hemmers Gym/Madison Team/挑戦者)
※マチャドが新王座に就く。
マナートは、90年代を代表する名選手にして名伯楽として知られるアンドレ・マナートを父に持ち、18年3月に当時K-1ヘビー級王者のアントニオ・プラチバットを破り、第2代王座に就いた。19年11月にクリス・ブラッドフォードをKOしてタイトルを防衛。20年1月にGLORYでセルゲイ・マスロボイェフにTKO負けを喫し、前回は25年7月のK-Jee戦が約5年半ぶりのK-1での試合となり、KO勝ちを収めた。

マチャドは、ブラジルのキックボクシング団体「WGP Kickboxing」のライト・ヘビー級王者。23年9月のK-130周年記念無差別級トーナメント一回戦でミハル・トゥリンスキーを判定で下すも準決勝でリュウ・ツァーにKO負け。24年8月のブラジル予選を勝ち進み、 12月のK-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメントではリース・ブルーデネル、 エロール・ジマーマン、フェン・ルイを3連続KOで下して優勝した。
1R、互いに右カーフを蹴り合い、マナートが左右フックを打つとマチャドも左フックを返す。再び右カーフの蹴り合い、マチャドは左ボディを打って右フック。マチャドの右カーフにマナートが右ストレートを合わせてマチャドが仰向けに倒れたがダウンにはならず。
右カーフを蹴ってマチャドが前へ出ていき、左フックでマナートをグラつかせるとフック連打からの右フックでダウンを奪う。そこから打ち合いに行き、マチャドが左右フックの連打の右フックでダウンを追加。カウントが進み、マナートは立ち上がることが出来ず、マチャドのKO勝ちとなった。
マチャドは勝利者インタビューで「ありがとう日本、ありがとう今日、ありがとうK-1。このタイトルを獲得できて嬉しいです。小さい頃からK-1を見ていて、こうして参加出来て夢を実現できて嬉しく思います。相手が僕には勝てないと言っていたが、そんなことはないことを証明できたと思います。このベルトが似合っていて、僕はカッコいいなって証明できたので、来年もこのベルトを守っていきたいと思います」と語った。







