▼第1試合 K-1フェザー級 3分3R延長1R
×永坂吏羅(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
KO 2R 2分19秒 ※3ノックダウン
〇松本海翔(TAD)

特別レフェリーの石井和義館長が試合開始前にマイクを持ち、「2つ注意を。ダウンしたら必ずニュートラルコーナーへ行くこと。クリンチ・ホールディングはブレイクではなく注意、警告、それ以上続くとイエローカードで減点となります」と、選手に告げた。

1R、永坂は右ミドル、松本は左インロー。永坂は左右にスイッチしての左右フック連打とミドルを見せる。蹴りを多く出す永坂に松本は左三日月蹴り、左ボディ。ノーガードになって余裕を見せていた永坂だったが、右フックで前に出ようとした瞬間、ラウンド終了間際に松本のワンツーが真正面からヒットしダウンを奪う。

2R、左右にスイッチしながら前に出る永坂は左右フックを叩きつける。松本はジャブ、右の三日月。永坂がサウスポーになると左ボディ。このボディ攻めに下がる永坂に松本が左ストレートでダウンを奪う。

三日月蹴りで畳みかける松本に、永坂は左右フックのフルスイングで抵抗するが、ストレートのようなジャブのカウンターをもらってもんどりうってダウン。最後は松本が右ボディから右フック、そして左フックで3度目のダウンを奪い松本のKO勝ちとなった。
松本は5日後、石井館長と共にアブダビへ渡り、WAKOのアマチュア世界大会に出場すると試合後に明かした。




