▼第11試合 K-1スーパー・フェザー級 3分3R延長1R
×レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)
判定0-3 ※27-30×2、28-29
〇横山朋哉(リーブルロア/Krushスーパー・フェザー級王者)
レオナは21年3月に武尊の強打でKO負けも壮絶な打ち合いを繰り広げた。22年6月の「THE MATCH 2022」ではRISEの中村寛と対戦。K-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメント決勝で朝久裕貴を下し第5代王者に。ケガで復帰の23年12月にレミー・パラに判定負け。返上したK-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメントでは、今年5月のリザーブマッチに出場して天野颯大からKO勝ちを収めた。

横山は2024年2月に『Krush』で髙橋直輝を判定で下して第12代Krushスーパー・フェザー級王者に。同年7月はK-1でカベロ・モンテイロからKO勝ちを収め、12月のKrushではスーパー・フェザー級タイトル防衛戦で松山勇汰をKOし、ベルトを死守した。今年5月の第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメントではイゴール・ベクレフ、マシュー・ダールマンを連続KOも決勝でレミー・パラにKO負けを喫した。

1R、サウスポーの横山は右へ回り込んでいく。レオナは右ストレート、左へ回り込んでの左アッパー。横山は左インロー、右ロー、レオナのジャブにローを合わせて左ストレートを返す。レオナの右ボディにも左を合わせに行く。レオナが右インロー、横山も右ローを返す。横山が3連打を出すとレオナも前へ出て打ち合いに行き、両者が打ち合って会場がどっと沸く。

2R、飛びヒザを放つレオナ。右ストレートで前へ出ていくと横山も下がりながら左ストレートを打つ。左ロー、左ミドルを蹴りながら下がる横山。レオナは左手を下げたデトロイトスタイルからジャブと前蹴り。左インローを連打したレオナに、横山が前へ出ての右フックからの左フック。これががヒットし、レオナが仰向けにダウンした。横山は下がって距離を取り、左を蹴る。レオナは連打で逆襲に出る。

3Rが始まると逆転を狙って打ち合いに行くレオナ。横山もこれに応戦するが、攻撃が終わるとバックステップして距離をとる。横山の左右フック、左ハイに客席から歓声が起こる。右フック、左フック、左ボディと思いきりフルスイングする横山。レオナもワンツーで前へ出ての連打を繰り出すが、横山は手を出しながらもバックステップで回り込み距離をとる。近付いてくるレオナに3連打を当てる横山、すぐに離れる。

逆転を狙って前へ出たレオナだが、横山を捉えることが出来ず。試合終了のゴングが鳴ると、歓声が沸き起こった。判定は3-0でダウンを奪った横山の勝利。見事、世代交代を果たした。

横山はマイクを持つと「あーだこーだ言ってるヤツ、見たかバカ野郎! これが俺じゃあ! 次、やり返さないといけない相手がいるので、プロデューサーお願いします。タイトルマッチで」とレミー・パラとのタイトルマッチをアピールした。




