ムエタイ
レポート

【BOM】竜哉が強敵を相手にWBC王座初防衛に成功、士門がKO勝ち・藤原乃愛が大差・17歳の安部焰がヒジKOで3人がWBCムエタイ世界王座獲得、朝陽がKOで初代OFGフェザー級王者、吏亜夢がヒザ蹴り悶絶KOでBOMフェザー級王座に就く、シンイチがBOMフライ級王者に、カナがダイレクトリマッチもドロー、MIKE JOEがKO勝ちで初代OFGミドル級王者に

2025/10/05 12:10

▼第13試合 BOM 105lbs 2分3R
△ペットサイパーン・シットパナンチューン(タイ)
ドロー 判定1-0 ※29-28、29-29×2
△カナ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション/IMSA世界ピン級王者)


 カナはアマチュアで5つのタイトルを獲得し、2022年12月、タイでのプロデビュー戦でIMSA初代ピン級王座を獲得。2戦目でミネルヴァ認定ピン級王者の撫子、4戦目でJ-GIRLS&WMC日本の2冠王MIREYを破るという快進撃を続け、2024年3月にはタイの『RWS』に初参戦で勝利を得た。2024年7月、パヤーフォンに挑むも初黒星。


 高校卒業後の2025年4月、韓国での再起戦を5R判定で勝利で飾ると、6月にはラジャダムナンスタジアム『FAIRTEX FIGHT』で初回KO勝ち。2025年8月、2度目のRWSに挑んだがペットサイパーンに判定で敗れた。今回はダイレクトリマッチに臨む。


 1R、右ローを集中的に蹴るカナにペットサイパーンはさっそく前へ出て組み付きに来る。カナはバックステップで回り込んでこれをかわし、左ボディや左ミドルを当てに行く。


 2Rもしつこく組みに来るペットサイパーン。カナは組まれ際に左の縦ヒジを合わせに行く。離れて戦いたいカナは組まれ際にパンチも打つが、ペットサイパーンに組まれる。


 3Rも組んでくるペットサイパーンにカナは左右ストレート連打で抵抗。組まれる前にパンチを当てるカナだが、ペットサイパーンは組んでのヒザ、そして蹴り終わるとヒザでカナの両足を抑えて攻防を終わらせる。


 判定はジャッジ1名がペットサイパーンを支持したがドロー、カナは課題の首相撲を克服することが出来ずリベンジならなかった。

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