▼第7試合 バンタム級 5分3R
〇梅野源治(PHOENIX)61.00kg
[判定3-0]
×芦澤竜誠(フリー)60.90kg
1R、先に組み付いて行ったのは芦澤だったが、梅野が逆にテイクダウン。芦澤の上体を固めながらパスしてサイドポジションへ。芦澤はブリッジで返して上になると、梅野はすかさず三角絞めへ。中腰の芦澤は梅野の顔を押し、尻にヒザを打ってディフェンス。芦澤は強引に首を引き抜くと、両手を広げて舌を出す。
スタンド。左右フックの芦澤に梅野が組み、芦澤は首投げを狙うが梅野がバックをとる。芦澤がクラッチを切りにきたところで梅野はヒジを強打。芦澤は左右フックで反撃し、梅野はヒジで迎え撃つ。さらに組んでパンチを見舞おうとする芦澤。ラウンド終了後に梅野にパンチを見舞ってしまい「注意」が与えられた。
2R、前傾ながらムエタイの構えに近くなる梅野。左ローを2度。サウスポー構えの芦澤も左ミドルを返す。スイッチしながら蹴る梅野は左ロー。ボディロックする芦澤を左小手の梅野はヒザ。右差しで押し込む芦澤もヒザも、首相撲ヒザの梅野は、芦澤の入りに右縦ヒジ! ジャブの刺し合いも芦澤の左目が晴れる。左ミドル、前蹴りの梅野。

芦澤の前進にこかしを合わせる梅野。その立ちの前進にアームインギロチンチョーク! 首を抜いた芦澤にラバーガードから左足で蹴り上げて立ち上がる梅野。梅野の首相撲に左右フックの芦澤。梅野は左ミドルを返す。芦澤にサミングでまたも「注意」。
3R、ワンツーで飛び込んだ芦澤だが、梅野が右フックを当てて組んで首相撲に捕らえる梅野が、スリップ。下の梅野に、芦澤は反則のロープを掴んでの踏みつけ。右瞼をカットした梅野。芦澤に「イエローカード」。再開。
サウスポー構えから左ミドルの梅野に左フックの芦澤に、尻餅を着いた梅野! 上から飛び込む芦澤に、下から蹴り上げで崩して、立ち上がり。前進する芦澤にギロチンチョーク。さらに、センタク挟みから三角絞め、腕十字狙い。かわしてかつぎパスの芦澤は鉄槌も。梅野は飛び込んできた芦澤を蹴り上げでスピンさせて、立ち上がり。首相撲ヒザは梅野。芦澤は左ハイでスリップ。トップからパウンドの梅野だが、体を入れ替えた芦澤がパウンドに。互いにスクランブルでゴング。
粗削りながらも気持ちを見せた両者の熱闘の判定は、3-0で右目を大きく腫らしながらも組み技で差をつけた梅野が勝利。
◆梅野リング上コメント
「みなさん、ヤバいだろ! 芦澤選手との試合前から言いましたが、芦澤選手もそうだし、立ち技の選手はRIZINのMMAの母体の中でMMAを必死に頑張っています。芦澤選手も頑張っています。僕もムエタイのテクニックを使ってムエタイの認知度を上げるために頑張ります。最後に、芦澤選手、ベビ梅確定!」











