▼第8試合 バンタム級 5分3R
×佐藤将光(坂口道場一族/FightBase都立大)※佐藤インタビュー 60.90kg
[判定1-2]
〇ダニー・サバテロ(米国/アメリカントップチーム)※サバテロインタビュー 60.90kg
1R、ともにオーソドックス構え。左ジャブを突くサバテロの右の蹴り足を掴んでテイクダウンの佐藤。その立ち際に右を当てる。
右カーフの佐藤。左の前手を振ってローシングルからバック狙い。シングルバックから肩固めはセットさせず立ち上がる佐藤。
ジャブの刺し合いは佐藤、サバテロの前進からのローシングルをさばいてサッカーキック! 一瞬、動きが止まったサバテロだが、クリンチからトップに。フルガードの佐藤に、インサイドからパウンドを狙うサバテロに。二重がらみの佐藤はサバテロの両足を伸ばして凌ぐ。
2R、右カーフの佐藤。サバテロは左前手を振ってボディロックテイクダウン。すぐに立つ佐藤は正対。そこにすぐについていくサバテロはバッククリンチ。ここも正対して離れる佐藤だが、サバテロはスタンドでの立ち合いを避けて距離をつぶして組みに。
脱力して組みを切る佐藤は右カーフ。左ジャブ。左ボディから右も、サバテロも前に詰めて足が揃ったところにダブルレッグも尻まで着いて立つ佐藤。
ワンツーの打ち終わりにダブルレッグのサバテロ。アームロック狙いの佐藤に、離れるサバテロ。すぐに詰める佐藤にダブルレッグテイクダウンのサバテロ。尻を着く佐藤を横に回してテイクダウン。フルガードの佐藤はガードで防ぎ、サバテロの消耗を誘う。
3R、すぐに詰めてダブルレッグテイクダウンのサバテロ。ここも立つ佐藤に右ハイのサバテロ。かわした佐藤を詰めて、ダブルレッグテイクダウンのサバテロ。
再三立つ佐藤に間合いを与えず組んでいくサバテロ。ブレークも、すぐに低いダブルレッグで尻を着かせて背中も着かせようとするが、佐藤はコーナーで立つ。しかし、スタミナ切らさず粘り強く組むサバテロ。正対して佐藤に休まずダブルレッグで尻まで着かせるサバテロ。コーナー使い立つ佐藤は向き合うと離れるサバテロはワンツーからダブルレッグで尻を着かせて、佐藤が立ち上がったところでゴング。
トータルジャッジの判定は2-1に割れて、2Rから組みに徹底したサバテロがドミネートして勝利。リングサイドのバンタム級王者・井上直樹に「首を洗って待っておけ」と中指を立ててロックオン、駆け寄る太田忍とも目を合わせて花道を跳ねながら退場した。
◆サバテロのリング上のコメント
「相手は大変な相手でベテランの素晴らしい選手でした。それよりも自分はもう一人の相手に目をつけています。それは井上直樹。俺は大晦日にベルトを巻くことをやりたい。みんな、自分のベルトを巻くことに協力してください。井上の顔をボコボコにして自分のベルトを手に入れます。(最後は日本語で)首を洗って待っておけ!」













