MMA
レポート

【RIZIN】クレベルが鈴木に判定勝ちで王座奪還、堀口がズールーの打撃に苦戦も強いTDパウンドで判定勝ち防衛、サトシがケラモフを三角絞め4度目防衛! 伊澤が1R一本勝ち、元谷が秋元を完封、シェイドゥラエフが久保をTKO、ダウトベックがYA-MANの打撃に組みで競り勝ち、福田が左で芦澤を54秒KO、桜庭が矢地を26秒TKO!

2024/12/31 16:12

▼第1試合 RIZINバンタム級(61.0kg)5分3R ※MMA
×大雅(TRY HARD GYM/リバーサル横浜グランドスラム)61.00kg
[判定0-3]

〇梅野源治(PHOENIX)61.00

レフェリー:豊永 稔
ジャッジ: 松宮智生/青・梅野 [D 0-0/ A 0-0/ G 0-20]
橋本 貴/青・梅野 [D 0-0/ A 0-0/ G 0-20]
石川喬也/青・梅野 [D 0-0/ A 0-0/ G 0-20]

 大雅、梅野ともに立ち技からMMAデビュー戦。フィジカルの強い大雅は、キックボクシングで6連勝中の出入りの打撃をいかにMMAで組みこむか。間合いの遠い梅野は掴むことができるオープンフィンガーグローブでMMAムエタイが出来るか。大雅のテイクダウン、梅野がムエタイクリンチも有効活用できれば、興味深い試合になる。立ち技では、2021年11月のRISEで対戦し、大雅が判定3-0で勝利している。



 1R、
梅野は広いスタンスでパンチ、テイクダウン対応の構え。いきなり前に出た大雅に、梅野も大きな右で前に。組む大雅を差し上げた梅野に、大雅は離れる。右で積極的に前に出る梅野。前傾姿勢でワンツーの右を当てる。



 スイッチする大雅。オーソ、サウスポー構えに戻し、右ロー。右ストレートを返す梅野に、大雅はダブルレッグへ。差し上げる梅野はヒザ。離れた大雅に右ヒジ。しかし大雅はダブルレッグテイクダウン。クローズドガードの梅野はギロチンチョーク! 絞める梅野に首を抜いた大雅。



 梅野は下から長い足を活かしてフットチョーク狙い。剥がした大雅に、下のままの梅野。大雅はフットスタンプで飛び込むと、梅野は下から足を刈る。



 2R、
前に圧力をかける梅野に左を打ち込む大雅! 梅野の左右に回り込んでダブルレッグへ。ギロチンで頭を抱える梅野に首を立てて極めさせない大雅は右ヒザで押し込む。ブレーク。



 左ハイの大雅。ブロックする梅野にまたもテイクダウンを狙う大雅。切る梅野が今度は胴タックルで小外がけテイクダウン! 首を抱える大雅はハーフガードからクローズドガードに。梅野は上半身を固めて離すと、大雅の蹴り上げに合わせてパス。サイドからヒザを突いて上四方からノースサウスチョーク狙い、さらにヒジを打つ。ブリッジで立ち上がる大雅。大雅の跳び込みにジャブを合わせる梅野。



 3R、
梅野の前進に右前手フック。左ストレートを狙う大雅はバックフィストも。梅野は遠間からシングルレッグも切る大雅。梅野の右ミドルに左の蹴りを返すと、ワンツーの左。さらに右カーフをダブルと手数を増やす。



 右ハイを打つ梅野に、左ボディストレート、跳び蹴りを狙う大雅。梅野の左の蹴りにも左ストレート、左ミドルを打ち込む。大雅のヒジの詰めに組んだ梅野は首相撲から押し込みヒザ、さらに足払いでこかしテイクダウン!





 サイド奪い上半身を固めてヒザを打ち込むと、マウントからヒジ狙い。大雅の亀からのスクランブルにバックマウントの梅野は仰向けになった大雅を斜め後ろからヒジを打ち込みゴング。



 最終回にムエタイのこかしでテイクダウンを奪い、決定的な場面を作った梅野が判定3-0で勝利した。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント