キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】古木誠也が粘る内藤凌太を攻めきれずも新王者に、森岡悠樹がダウン応酬の大激闘制す、大接戦は延長戦で攻勢の山田真子にKihoが判定勝ち、玖村修平があわや逆転負けのピンチからKO勝ちの熱闘、石川直樹がベテラン妙技で蒔を攻略、ペップンソンが初の判定決着で勝利、REITOも壮絶ハイキックTKO、鈴木万李弥がハイキックKO勝ち

2025/09/23 17:09

▼第4試合 KNOCK OUT-BLACK女子バンタム級 3分3R延長1R
〇鈴木万李弥(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)=53.25kg
KO 1R 2分10秒 ※左ハイキック
×愛来(神會館)=53.05kg


 鈴木は空手のバックボーンを持ち、2016年にキックボクシングでプロデビュー。MMAでは2勝3敗の二刀流ファイターとして活躍し、エキシビションマッチながら中井りんとも対戦経験を持つ。流血もいとわない激しいファイトを信条とし、付いたキャッチフレーズは“流血のマドンナ”。そのルックスも含めて多くのファンからの人気を集めている。K-1 GROUPでは3勝2敗、KNOCK OUTでは1勝1敗。2025年4月にカンボジアでクンクメール選手と対戦し、判定負けで戦績を12勝(3KO)8敗とした。


 愛来はKPKBやX-FIGHTで試合経験を詰んできた20歳の新鋭。戦績は1勝4敗1分。


 1R、鈴木は前へ出てジャブ、左フック、右ハイ。飛び込んでのワンツーを顔面とボディへ打つ。愛来はジャブ、ジャブから右フックが連続ヒットし、怯む愛来を連打で追い込む鈴木。


 得意の右オーバーハンドを連続ヒットさせると、鈴木はロープに詰めた愛来に左ボディ、これで落ちかけた愛来の顔面を左ハイで蹴り上げ、豪快なKO勝ちを飾った。


 鈴木は「こうやって負けたり勝ったりしている中で応援してくれている皆さん、ありがとうございます。一緒に夢を追いかけてくれて感謝しています。ありがとうございます」と笑顔で勝利者インタビューに答えた。

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