▼第5試合 KNOCK OUT-BLACKライト級 3分3R延長1R
×乱牙(フリー/NKBライト級王者)
TKO 3R 2分56秒 ※左ハイキック
〇REITO BRAVELY(BRAVELY GYM)
当初、REITOの相手にはバズーカ巧樹が発表されていたが、練習中の怪我により欠場。代わってNKBライト級王者の乱牙が初参戦。乱牙は今年2月にNKB王者になり、その後フリーに。戦績は8勝3敗1分。バックボーンは八百屋、趣味はピアノという変り種。
REITOはジュニアムエタイで三冠王となり、16歳でプロデビュー。2019年10月にKOSスーパーフェザー級王座、2020年12月にはM-1 JAPANライト級王座を獲得。2022年4月の『KNOCK OUT』初参戦ではスアレック・ルークカムイから得意の左ストレートでKO勝利を収めている。また、2022年10月の『RIZIN』ではわずか34秒、左ハイキックでTKO勝ち。2024年2月の『RIZIN』でも古村匡平を左ストレートで初回KO勝ち。8月には『ONE Friday Fights』に初参戦もKO負け。7月のKNOCK OUTではエイ・マムリンプートングにKO負けを喫した。戦績は13勝(6KO)6敗5分。

1R、サウスポーのREITOが左ストレートを直撃、乱牙は右ミドルハイを3連打。乱牙の右インローにREITOは左ストレートから距離を詰めてヒザ。右ストレート、右フックで前へ出る乱牙だが、REITOは余裕の表情でブロック。左ストレート、左ミドルを返していく。左右フックで前へ出る乱牙。

2R、左右フックと右ミドルハイを蹴る乱牙。REITOは余裕のある表情で前蹴り、左ボディストレート、ワンツー。徐々に圧を強めるREITOがジャブの連打と左ボディストレート、右ボディ。乱牙は前蹴りでREITOの前進を止めようとするが、REITOはワンツー、左三日月、前蹴りで前へ出る。ワンツーから左ヒジ、左三日月で前へ出るREITOに乱牙は手が出ない。
3R、鼻から大流血しながらも前へ出ていく乱牙。REITOはジャブ、前蹴り、ヒザ、左ボディストレート。乱牙も思いきり右ボディストレートを打つ。REITOは右フック、左ストレート。乱牙の右インローにワンツーを返すREITO。このまま判定かと思われたその時、残り10秒でREITOが至近距離での左ハイを叩き込み、乱牙が壮絶ダウン。レフェリーが即座にストップした。


マイクを向けられたREITOは「今日勝ててよかったです。今日もっといい試合しようと思ったんですけど力みすぎていい動き出来なかったのでもっと練習します。みんなが見たいのは、僕12月30日空いているのでぜひバズーカ選手とか大沢選手とタイトルマッチさせてください」と、年末ビッグマッチでのタイトルマッチをアピールした。


