▼次鋒戦 55kg契約 3分3R
〇トーチ・チャナボルティ(カンボジア/クンクメール)
判定
×鈴木万李弥(クロスポイント吉祥寺)

1R、気合い満点の表情をした鈴木は前へ出てのワンツー、トーチは前蹴りと左ミドル。ジャブ、ミドルキック、右ストレートでカウンターをとられる鈴木だが前へ出て右オーバーハンドを放って行く。よく動いて左ボディ、右ストレートを打つトーチは、鈴木が近付いてくると右ヒザを突き刺す。鈴木は接近して左右フックを打とうとするが、途中でトーチに組まれてストップされる。離れるとトーチが右ストレート、左フックを当てていく。

2Rも前へ出るが鈴木は先に蹴られる。ならばと組んでサバ折りで倒す鈴木だが、これはレフェリーから注意。蹴りを多用するトーチに飛び込んでいく鈴木をトーチは組み付いて投げる。トーチのカウンターのワンツー、右ミドル、左フックを浴びる鈴木。左インローから距離を詰めるもやはり組まれる。
3R、蹴りを出す鈴木にトーチも蹴りで応戦。鈴木が入ってくるところにジャブ、右ローを合わせて回り込むトーチ。鈴木のバックブローは空振り。入り込むも組まれて連打が出せない。右ローを蹴る鈴木にトーチはジャブ、踏み込んできた鈴木に右ミドル、そして組み付いて連打を止める。残り10秒、鈴木は右ストレートからの左右フック連打でようやくトーチをロープ際で捕まえたが、トーチも右ストレートを打ち返して終了。
判定を待つ間、両者とも笑顔を見せるがトーチの判定勝ちとなった。


