▼第1試合 RIZIN キックボクシングルール 60.0kg契約 3分3R
〇上野奏貴(kickboxing gym SHINYUUKI+/K-1 GROUP)
[判定3-0]※28-27、29-26、30-25
×山川賢誠(Kickboxing Academy Sapporo/RISEフェザー級8位)
上野は空手出身で、K-1甲子園2023 -60kg王者として2024年7月に『K-1 WORLD MAX』でプロデビュー。現在まで4勝(3KO)無敗と快進撃を続けている。
山川は2022年2月に森本“狂犬”義久に2RでKO勝ちして名を挙げたが、10月に安本晴翔に初回KO負け。その後、『BOUT』で宮崎就斗に判定勝ち、『RIZIN』で平野凌我にKO勝ちも前戦は2024年1月に『RISE』で翔にKOで敗れた。現RISEフェザー級8位。戦績は18勝(9KO)10敗2分。
RIZINのリングでK-1vs.RISEの図式となった。

1R、前蹴りで山川を転倒させる上野。サウスポーから左ミドルを蹴って前に出る山川だが、上野は前蹴りで押し戻してジャブ、右ストレートにつなぐ。後ろ廻し蹴りを見せる上野。右ミドルと右三日月を蹴り分ける上野は、山川の左に右クロスを合わせ、右ストレート、左ボディから左フックでダウンを奪う。

右ハイ、右ミドルと蹴り分け、左フックで2度目のダウンを追加する上野。後ろ廻し蹴りから左右フックで襲い掛かる上野。右フックは山川が踏ん張る。山川が右フックを打ち返して左右フックの連打、右フックで尻もちをつかせる。ラッシュをかける山川が左右フック、右ストレートで上野を追いつめたところでゴング。山川の逆襲に場内は沸く。

2R、上野は前蹴り。山川が前に出るがまだダメージがあるのかヒザが落ちる。左ストレートを放つ山川に上野は右ミドルと右ハイ。山川は前へ詰めてのワンツー、打ち合いは不利と見たか上野はガードを固めて奥足への右ローを連打していく。これに下がる山川。
それでも山川はストレートの連打で前へ出る。ヒザ蹴りからラッシュをかける山川に上野は防戦一方となるが、前蹴り、右三日月。山川が左ストレートを空振りしたところに上野が右ストレートを入れ、山川が下がる。今度は上野がラッシュをかけ、左ローで山川をグラつかせる。

3R、上野が前蹴りから左ハイ、右ミドルと距離を取り、右ストレートと左フック。山川はワンツーで距離を詰め、ケージ際で連打を見舞うも上野の右ローをもらって片足を上げる。右インローも蹴る上野。さらに右ボディストレートから右ストレート。右ローで倒れかけながらも立ち続け、左ストレートを打つ根性を見せる山川。
上野の右ハイが軽くだがヒット。上野の右ローにアッパーとフックで応戦する山川に上野は右ハイ、右三日月蹴り。残り10秒、左右フック&ストレートで山川が最後のラッシュをかけたが、逆転のダウンを奪うことは出来ず試合終了。










