キックボクシング
レポート

【RISE】門口佳佑が気迫の初防衛を果たしK-1軍司へ宣戦布告、数島大陸が松本天志を振り切り悲願の新王者に、梅井泰成は無効試合に、激闘派対決は北井智大がダウン奪うも伊藤澄哉が制す

2023/10/29 19:10

▼第4試合 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R延長1R
〇遠山翔太(MONSTAR GYM/同級7位、初代DBSバンタム級王者)
判定3-0 ※29-28×3
×羅司(=らいぜ/TEAM TEPPEN/2021年RISE Nova全日本大会?60kg級優勝)


 遠山は田丸辰、政所仁、松谷桐らを相手に連敗が続いたが、2022年1月のRISEで佐藤九里虎に判定勝ちすると、仙台の『戦場』でダイナマイト柿崎に初回KO勝ち、京介に判定勝ちと3連勝を飾っている。戦績は9勝(5KO)11敗1分。


 羅司は2021年RISE Nova全日本大会-60kg級優勝で、2022年5月にプロデビューしたサウスポー。彪司の弟。2023年6月に旬ノ介から左フックでダウンを奪って勝利し、戦績を3勝(2KO)1敗とした。同じく3連勝中。


 1R、サウスポーの羅司は左三日月と左ミドルを蹴り分け、打ち合いに行くと遠山も強気に打ち合う。互いに相手のパンチを被弾する中、羅司は左三日月、ヒザをレバーに。遠山は思い切った右フックをヒットさせたが、羅司の返しの左ストレートをもらって後退。


 2R、ワンツーを強打してくる遠山に羅司は左インローで崩しに行く。右を当てられる羅司だが、左の強烈な三日月を突き刺す。遠山は左フックからの右ストレート、ワンツーの右ストレートをヒットさせると、向かってくる羅司に左フックからの右ストレートのカウンターをドンピシャのタイミングでヒットさせてダウンを奪う。


 3R、前に出る羅司だが遠山は先に左回りして羅司をワンツーで迎え撃つ。攻める羅司、そこへパンチを打つ遠山。前へ出る羅司は左回りの遠山をなかなか捕まえることが出来ず、逆にジャブや右をもらう。最後に右フックを当てた羅司だったが、判定3-0で右を何度も当てた遠山の勝利となった。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.341
2025年12月21日発売
大晦日決戦に臨むシェイドゥラエフと朝倉未来ほか「特集◎大晦日を読む」では、5大タイトルマッチのインタビューと川尻達也らが試合解説。UFC平良達郎、40周年記念・水垣偉弥インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント