▼第1試合 ミニフライ級(-49kg) 3分3R
〇宮本芽依(KRAZY BEE/2019年全日本女子ボクシング選手権大会シニアの部バンタム級優勝)※MEIよりリングネーム変更
判定3-0 ※29-27×2、30-27
×数島七海(及川道場/JAPAN CUP2022女子部-50Kg優勝)
宮本は2019年全日本女子ボクシング選手権大会シニアの部バンタム級優勝の実績を持ち、今年1月のRISEアマチュア大会『RISE NOVA』Aクラスの試合で初回KO勝ち。5月にRISEで山本美憂をセコンドに就けてプロデビューを果たし、RINAから左フックでダウンを奪って勝利を飾った女子ホープ。
数島はStand up アマチュア全日本選手権大会2022のBクラス女子部-53kg優勝などジュニアで実績をあげ、今回がプロデビュー戦。今大会でRISEフライ級(-51.5kg)王座決定戦を行う数島大陸の妹だ。
1R、左インローと左ミドルを蹴っていく数島に宮本は右ストレートを合わせに行く。数島がパンチを出すとかなり高い確率で右のカウンターを合わせる宮本。前に出すぎてクリンチが多くなる数島は右アッパーをもらうが、顔面前蹴りのお返し。
2R、数島は前蹴りで距離を作るが徐々に宮本の圧に押される。右ローも蹴る宮本。数島は左ミドルを2発蹴るとスーパーマンパンチ。宮本はコーナーに詰まるとすぐに体を入れ替えて連打を見舞う。クリンチが増える数島に宮本は離れ際の左フック。宮本も入り際に左フックをヒットさせる。数島は左目の下が腫れた。
3R、意を決したか数島はパンチで前へ出る。そこへ宮本が右のカウンター、左フック、さらに右アッパー。パンチで勝負をかける強気な数島だが、パンチの精度はやはり宮本が上。数島はホールディングが多く、ついに減点1。宮本は組んでくる数島にヒザ。離れると左フック、右アッパー、左右ボディにワンツーとパンチを決めていく。