▼第10試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
―梅井泰成(Mouton/同級2位、第4代RISEフェザー級王者)
無効試合
―ウォーム(ONE LINK/S-1 130ポンド王者)
梅井は4歳の頃より始めた空手、中学一年から始めた柔道、そして高校ではレスリングと、様々な格闘技経験を持つ。柔道では全国中学柔道大会に出場し、レスリングでは近畿大会で3位入賞。19歳でキックボクサーを志し、2019年10月にはRIZINで植山征紀と対戦(判定負け)。その後、TEPPENに移籍して2021年7月大会ではランキング上位の山川賢誠をKO、11月には宮崎就斗に初回TKO勝ちして4連勝を飾ると、2022年3月に平野凌我との王座決定戦を制して第4代王座に就いた。しかし、8月の初防衛戦で門口佳佑に敗れて王座を失い、2023年2月には魁斗に判定負けと連敗。戦績は13勝(3KO)8敗。
対するウォームはタイでS-1 130ポンド王座の獲得経験がある23歳。日本では笠原友希、桃翔、一仁と対戦経験があり、いずれも判定負けを喫しているものの右ローやミドルで距離を支配し、独特のリズムで繰り出される攻撃を武器にRISEのリングで勝利を掴みたい。
1Rが始まってすぐ、サウスポーの梅井にウォームが放った右ローが急所を直撃。梅井に回復の時間が与えられたが、回復することは出来ず足が震えたまま。試合続行不可能との判断が下され、試合不成立でノーコンテストとなった。ウォームは両手を広げて“なぜ?”とアピールしていた。