キックボクシング
レポート

【RISE】門口佳佑が気迫の初防衛を果たしK-1軍司へ宣戦布告、数島大陸が松本天志を振り切り悲願の新王者に、梅井泰成は無効試合に、激闘派対決は北井智大がダウン奪うも伊藤澄哉が制す

2023/10/29 19:10

▼第10試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
―梅井泰成(Mouton/同級2位、第4代RISEフェザー級王者)
無効試合
―ウォーム(ONE LINK/S-1 130ポンド王者)


 梅井は4歳の頃より始めた空手、中学一年から始めた柔道、そして高校ではレスリングと、様々な格闘技経験を持つ。柔道では全国中学柔道大会に出場し、レスリングでは近畿大会で3位入賞。19歳でキックボクサーを志し、2019年10月にはRIZINで植山征紀と対戦(判定負け)。その後、TEPPENに移籍して2021年7月大会ではランキング上位の山川賢誠をKO、11月には宮崎就斗に初回TKO勝ちして4連勝を飾ると、2022年3月に平野凌我との王座決定戦を制して第4代王座に就いた。しかし、8月の初防衛戦で門口佳佑に敗れて王座を失い、2023年2月には魁斗に判定負けと連敗。戦績は13勝(3KO)8敗。


 対するウォームはタイでS-1 130ポンド王座の獲得経験がある23歳。日本では笠原友希、桃翔、一仁と対戦経験があり、いずれも判定負けを喫しているものの右ローやミドルで距離を支配し、独特のリズムで繰り出される攻撃を武器にRISEのリングで勝利を掴みたい。


 1Rが始まってすぐ、サウスポーの梅井にウォームが放った右ローが急所を直撃。梅井に回復の時間が与えられたが、回復することは出来ず足が震えたまま。試合続行不可能との判断が下され、試合不成立でノーコンテストとなった。ウォームは両手を広げて“なぜ?”とアピールしていた。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント