▼第2試合 K-1バンタム級 3分3R延長1R
〇池田幸司(ReBORN経堂/Krushバンタム級王者)
KO 2R 2分43秒 ※右ヒザ蹴り
×心直(REON Fighting sports GYM/第2代KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者)
池田は幼稚園から始めた空手をバックボーンに持ち、アマチュアでは無敗を誇り、2019年にはK-1カレッジ優勝。同年10月にKrushでプロデビュー。2021年5月の「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」では1回戦で黒田斗真にKO負けを喫したが、その後は連勝して2022年3月に壬生狼一輝を判定で破りKrushバンタム級王座に就いた。7月には野田蒼をKO、今年2月には松谷桐をKOして2度の防衛に成功している。2022年12月の「K-1 WORLD GP初代バンタム級王座決定トーナメント」では準決勝で石井一成に敗れて3位に。2023年6月、ペットモンコンに延長戦の末判定勝ち。戦績は11勝(6KO)4敗。
心直は“プロフェッショナルシスト”健太の愛弟子で、J-NETWORKフライ級新人王を獲得後、KNOCK OUT、REBELS、シュートボクシングに参戦。KNOCK OUTでは2021年に「初代KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級王座決定トーナメント」に出場、SBでは日本バンタム級1位になっている。2022年12月のKNOCK OUT-REDスーパーフライ級王座決定戦では無敗のホープ乙津陸を判定に破り、王座に就いた。しかし、2023年3月の王者第一戦でMASA BRAVELYに判定負けを喫し、8月のKNOCK OUT-REDバンタム級王座決定戦では乙津にリベンジを許した。戦績は8勝(1KO)10敗2分。
1R、サウスポーの心直に池田は右ミドル、右ロー。心直は左インローを返していく。心直も負けじと左ミドルを蹴り返し、左ストレート。池田は右ミドルをスネブロックされるとすかさず右ローを蹴り、心直の左ミドルには右ストレートをジャストミート。
2R、池田が右ヒザをボディに突き刺し、この一発で心直はうずくまり、鮮やかなKO勝ち。「倒せるバンタム級の池田です。自分3連勝中で12月の大阪大会で黒田選手の初防衛戦の相手、池田でどうですか?」と、K-1バンタム級王者・黒田斗真に挑戦状を叩きつけた。