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レポート

【K-1】無差別級トーナメントは中国のリュウ・ツァーが全試合KOで優勝、最終決着戦は金子晃大が延長戦で玖村将史を振り切りRISE鈴木真彦へのリベンジを宣言。上田幹雄がKOデビュー、軍司泰斗が接戦を制す、菅原美優がさらなる進化を見せて完勝

2023/09/10 12:09

▼第5試合 K-1 30周年記念無差別級トーナメント1回戦 3分3R延長1R
×マハムード・サッタリ(イラン/TEAM OTA/K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント優勝)
KO 1R 2分19秒 ※2ノックダウン
〇クラウディオ・イストラテ(イタリア/ルーマニア/Kombat Gym/ISKAヨーロッパ ヘビー級王者)
※イストラテが準決勝へ進出。


 サッタリはWAKOアマチュアムエタイ世界ミドル級王者、ムエタイ・プレジデントカップ2012優勝、ムエタイ・アジアンビーチゲーム2014優勝、ムエタイ・アジアインドア&マーシャルアーツ2017優勝などの実績を持ち、プロ戦績は20勝(12KO)無敗。2020年10月のKrushに初参戦を果たすと谷川聖哉を右フックでKO、2021年3月のK-1では加藤久輝をもヒザ蹴りでKO。7月の第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメントでもRUIと谷川を初回KOに沈め、圧倒的な強さで王座に就いている。12月にはANIMAL☆KOJIを1Rわずか30秒でKOし初防衛にも成功。


 そして今年4月の「K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント」では最軽量(85.20kg)にも関わらずK-JeeをKO、京太郎に判定勝ち、谷川をKOして優勝。6月の『THE MATCH 2022』ではHOOST CUP日本ヘビー級王者・内田雄大を1R1分18秒、左フックで豪快TKOして東京ドームを大いに沸かせるビッグインパクトを残した。しかし12月にステファン・ラテスクにKO負けで初黒星。今回はそれ以来の再起戦となる。


 イストラテはルーマニア出身でイタリア在住のISKAヨーロッパ・ヘビー級王者。58勝(32KO)21敗3分の戦績を持ち、ガードが固く、攻撃は大胆に突進するのが持ち味だという。187cm、110kg。


 1R、サッタリが右ボディストレートを打ったところで、すぐにイストラテが左フックを返してダウンを奪う。最後は飛び込んでの右フックでサッタリをKOした。

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