▼第5試合 バンタム級(61.0kg)5分3R
×金太郎(パンクラス大阪稲垣組)60.90kg
[判定1-2]
〇石司晃一(フリー)60.65kg
RIZINバンタム級に初参戦となる石司は、アマチュアキックで12試合(11勝1敗)を戦い、23歳でMMAに転身。アマMMA7勝1敗から、プロで19勝5敗1分の戦績を持つ。19勝中8つのKO・TKO、5つの一本勝ちの決定力を持つストライカーだ。
金太郎と同じく2011年にプロデビューし、DEEPフューチャーキングトーナメントで準優勝。その後も全試合をDEEPで戦ってきた。2022年11月に暫定王者COROに判定勝ちで悲願のベルトを巻いた、35歳の遅咲きファイターだ。
29歳の金太郎は、THE OUTSIDERからDEEP大阪、PANCRASEを経て、RIZINに出場。加藤ケンジ、伊藤空也に勝利も、瀧澤謙太、井上直樹、元谷友貴に判定負け。
2022年9月の前戦では堀口恭司から初回にダウンを奪うも、2Rに肩固めで一本負けし3連敗と、上位陣には星を落としている。2011年のプロデビューからMMA戦績は14勝12敗2分。
1R、サウスポー構えの金太郎に、オーソの石司。左インローを当てる金太郎。石司も右ミドルハイをかすめる。左ローの石司。じりじりと詰めると前手争い、喧嘩四つで外足を取るのは石司。
金太郎の左ハイをかわす石司。は詰めて右ミドルを当てると、金太郎は左ローから左ハイ。ブロックする石司は、右の蹴りもそこに左フックを合わせようとする金太郎。
圧力をかける石司は右ミドル、前蹴り。さらに右ミドルにカウンターの左ストレートを狙う金太郎。右前手フックも狙う。
右回りで左インローを2発当てる金太郎。石司の大きな右をかわす金太郎。さらにワンツー。ブロッキングの石司に左ミドルも。なおも詰めるのは石司。右ミドルを当てると、石司は左ストレートをガード上に当てる。
2R、右前蹴り3発から前に出る石司。金太郎は左ミドル。さばく石司に左ストレートもブロックする石司は右前蹴り。左インローの金太郎。石司は右前蹴り。金太郎は左ハイ、左ストレートをガード上に当てる。
右前蹴りの石司に、左ローの金太郎は、石司の右ストレートに左ミドルを当てる! 石司も右ミドルを当てるが、続くミドルには左ストレートをガード上にもらう。
右インロー、右ミドルハイをガード上に当てる石司。右に回る金太郎は左ミドル。石司は笑みを浮かべながら右の蹴り、右フックで前に。
右前蹴り、右ストレートを突く石司。回る金太郎は左ミドルを返すも受けに回る。
3R、石司の右の蹴りに左ストレートを狙う金太郎。左から右の飛び込みは金太郎。石司の右をかわすと左ハイ。ガードする石司に、金太郎は左ハイ。金太郎の左に右をかぶせる石司。さらに右を振るが、そこに金太郎は左ヒザを合わせる!
金太郎の左ハイを肩口で抱えて組んでボディロックから持ち上げて投げてバックに引き込みの石司! 4の字ロックからフェイスロックからリアネイキドチョークを狙うが、かわす金太郎。さらにチョーク狙いに石司は金太郎の左ヒザ裏に右足をフックして正対を許さず。最後にその足を外して金太郎が正対したところでゴング。
ともに決定打には欠けた試合の判定は2-1に割れたが、圧力をかけてコントロールした石司が勝利。
試合後、リング上で石司は、「金太郎選手の地元で、ほとんどみんな金太郎選手の応援だったと思いますが、試合を見ていただけて嬉しいです。チャンピオンとしてふさわしくない消化不良の試合でしたが、これから精進してトップへと勝ち上がれるよう頑張りますので応援よろしくお願いします」とマイクで語った。
A hard fought 15 minutes...
— RIZIN FF English (@rizin_English) April 1, 2023
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