▼第8試合 ウェルター級(77.0kg)5分3R
×ストラッサー起一(総合格闘技道場コブラ会)76.90kg
[2R 0分49秒 TKO] ※左ストレート→サッカーキック、パウンド
〇中村K太郎(K太郎道場)76.45kg
ウェルター級日本のトップ対決。UFCで3勝2敗と勝ち越しているストラッサーはRIZINで北岡悟、住村竜市朗に勝利後、Bellatorで連敗。RIZINマットに戻り、2021年11月に川中孝浩に一本勝ちも、2022年3月に阿部大治に判定負け。
K太郎は、2度目のUFCで4勝4敗の五分の戦績から2019年10月にRIZIN初参戦でマルコス・ヨシオ・ソウザに1R TKO勝ち。2019年12月の前戦・Bellator日本大会ではロレンズ・ラーキンに判定負けしており、3年4カ月ぶりの復帰戦となる。
ストラッサーはMMA20勝9敗2分1NCで、20勝中10の一本勝ち・2KOを記録。K太郎は35勝11敗2分1NCで、35勝中16の一本勝ち・8KOの戦績を持つ。
ともに極めのフィニッシュを誇るが、肩固めなど上からの極めのストラッサーに対し、「裸絞め十段」の異名を持つK太郎はバックからのチョークを武器とする。近年は打撃で競り勝つ試合が多い。
K太郎のセコンドには石渡伸太郎、ストラッサーのセコンドには岡見勇信がつく。
1R、サウスポー構えのK太郎に、オーソドックス構えのストラッサー。喧嘩四つの前手争い。ストラッサーの右ローに、K太郎は右ストレートを打つ。さらに右の飛び込みのストラッサー。さばくK太郎は左ミドルで牽制。
ストラッサーはワンツーの入り。その打ち終わりにK太郎は右を突く。近い距離で首相撲ヒザ1発はK太郎。剥がすストラッサーはヒザ、右で飛び込むが、そこを左で迎撃するK太郎。
ワンツー、右ストレートから右フックはストラッサー! K太郎は鼻から出血。ストラッサーも鼻を赤くさせる。ニータップを狙うK太郎に、倒されないストラッサーはコーナー背に。そこにヒザを突くK太郎だが、ストラッサーは体を入れ替える。
2R、右ハイを見せるストラッサー。K太郎はニータップも切るストラッサー。右ジャブを当てるK太郎。ストラッサーはサウスポー構えにスイッチして前進。オーソに戻したストラッサーの右ストレートにK太郎は左クロス! ストラッサーは後方にダウン! K太郎はサッカーキックを顔面に当てて、パウンド! レフェリーが間に入った。
試合後はK太郎は、ストラッサーのセコンドでかつての練習仲間の岡見ともエールをかわす。
夫の勝利に妻・杉山しずかも子供を抱いてリングに。リング上でマイクを握ったK太郎は、10秒ほど沈黙し、感極まったかと思いきや、「ありがとうございました!」と一言。地上波では放送事故級のマイクで笑顔でリングを降りた。
K-Taro Nakamura settles the welterweight debate in the 2nd round with an outstanding KO!
— RIZIN FF English (@rizin_English) April 1, 2023
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Well said, K-Taro!
— RIZIN FF English (@rizin_English) April 1, 2023
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