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【修斗】大激闘! 藤井が石井を下し初戴冠、清水清隆引退試合で無敗の山内渉がTKO勝ち、須藤が後藤をヒールで極める、フライ級で新井丈、内藤が勝利、女子アトム級で澤田が初代王者に、柔道五輪代表・緒方がMMAデビュー戦TKO勝ち

2022/11/27 16:11

▼第5試合 インフィニティリーグ2022 女子アトム級 5分2R
〇澤田千優(勝ち点8/AACC)
[判定3-0] ※20-18×2, 20-17

×小生由紀(勝ち点4/グランドスラム沖縄APP)
※澤田が優勝、初代王者に

1年に渡り熱戦を展開してきた初代世界女子アトム級王者を決める「インフィニティリーグ2022」の優勝者が今大会でいよいよ決定する。


 優勝の可能性があるのは、現在勝ち点8で首位を走る澤田千優(AACC)。そして9月に久遠から2R 腕十字で一本勝利を収め、勝ち点を4にした小生由紀(グランドスラム沖縄APP)の2人。全勝でトップを独走する澤田は、引き分け以上で優勝が決定。


 対する小生は1RでKOもしくは一本勝利すれば大逆転優勝となる。両者は2021年5月に対戦し、スコアレスドローに終わっており、今回最高の舞台で決着戦となる。インフィニティリーグ優勝と初代世界女子アトム級王者に輝くのは下馬評通り本命の澤田か? それとも小生がグレートアップセットを起こすのか?

 1R、すぐに詰めるサウスポー構えの澤田。小生は右ヒザ蹴りを当てるが、そこにテイクダウンを合わせる澤田。ハーフガードの小生は、二重がらみも背中を着かせられる。下から腕十字、三角絞め狙いの小生をさばく澤田は立ち上がり、首相撲ヒザ。さらに首投げテイクダウン! 袈裟固めからアメリカーナ狙いの澤田に、足を戻す小生は立ち上がり。右の前蹴り、ミドルを突く。左ストレートを当てる澤田に前がかりで打ち返した小生。そこに組んでテイクダウンは澤田。ハーフの小生を押さえ込む。ブザー。

 2R、優勝はなくなった小生。右の蹴りもその足を掴んでテイクダウンは澤田。ガードから立ち上がる小生を小外でテイクダウンは澤田。ハーフから足関節狙いの小生を潰してサイド奪い左で脇を差し、両足に小生の左腕を挟んで固定し右手でパウンド! ディープハーフからクローズドガードに戻した小生は四角から引き付けるが、体を離した澤田。


 スタンドになる小生の右の蹴りを掴んで大内刈テイクダウンは澤田。小生の足関節をさばいてサイドを奪い、腕十字に入ったところでブザー。

 判定は3-0(20-18×2, 20-17)で澤田が優勝。初代修斗世界アトム級王者となった。MMA4戦目でベルトを獲得した澤田は「デビュー戦2戦目からインフィニティリーグ参戦の機会を与えていただきありがとうございます。毎日サポートしてくれた皆さん、家族のみんな、友達のみんな、ありがとうございます。まだまだ足りないことばかりで未熟なのですが、やりいたいことがあるのでこれからも精進します。応援、よろしくお願いします。とうてい及びませんが、兄の取れなかったベルトを2つも取れて嬉しいです。もっと認めてもらえるように頑張ります」と語った。

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