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レポート

【修斗】石井逸人が小野島恒太に判定勝ちで環太平洋バンタム級王者に。6連敗からの6連勝・新井丈が黒澤亮平にTKO勝ち、澤田千優が久遠に一本勝ち

2022/05/22 18:05

▼インフィニティリーグ2022女子アトム級 5分2R
×久遠(勝ち点4/ZERO)47.6kg
[2R 0分59秒 リアネイキドチョーク]

〇澤田千優(勝ち点5/AACC)47.4kg

 初代アトム級王者を決めるインフィニティリーグ公式戦も中盤に差し掛かり、キックボクシング、WSOFでも勝利するなど実績的に優勝候補と目される“格闘ジャンヌダルク”久遠(勝ち点4/ZERO)と、2019年レスリング全日本学生選手権女子フリースタイル50kg級2位、2018年全日本選手権女子フリースタイル50kg級5位など、ナショナルクラスの実力を持つ澤田千優(勝ち点2/AACC)が早くも激突。

 ブランクがありながらも初戦で1Rに一本勝ちをした久遠がポイントでは有利。澤田は最低でも勝ち点をゲットしたいところ。

 前日計量で久遠は、「私も絶対、何が何でも勝つつもりなんですけど、絶対KOするつもりでやります。蹴りありパンチあり、組んでくるならヒジヒザ、何で倒せるか楽しみに……って言いながら(澤田の身体の)幅が広くてドキドキしています。ちいちゃんの背中、めちゃ広い。頑張ります」と語り、澤田千優は「何がなんでも勝つっていうのを徹底してやっていきたいと思います。お願いします」と意気込みを表した。

 1R、右の前蹴りがら距離を詰めた澤田はシングルレッグテイクダウン。クローズドガードを取る久遠のインサイドから鉄槌・パウンド。金網に久遠の頭を詰まらせて左のパウンドを連打する。横に頭をズラした久遠は、足を効かせて蹴り上げから立ち上がるも、そこについていく澤田はダブルレッグテイクダウン!

 片足を越えーフとなり、右で枕に巻いて寝かせてヒジ。久遠の右腕を対角で後ろ手に縛りパウンド。最後はマウントになりヒジを打ち下ろしゴング。

 2R、両手を広げ、圧力をかける久遠。右の蹴りを放つが、それを掴んだ澤田がテイクダウン、久遠の立ち際にバックを奪うと、両足をかけてリアネイキドチョーク。後ろ手を掴んでいた久遠だが離れ、タップした。

「勝ち点3」を獲得し、インフィニティリーグ女子アトム級のトップに立った澤田は、「応援に感謝の気持ちでいっぱいで、練習してくれた皆さんもありがとうござます。まだまだMMAではペーペーなので、もっと高みを目指して頑張ります」と初々しく語った。

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