▼第6試合 フライ級 5分3R
〇内藤頌貴(同級世界6位/パラエストラ松戸)
[判定3-0] ※29-28×3
×高岡宏気(FORCE GYM)
2021年10月の『RIZIN LANDMARK Vol.1』で、欠場した伊藤空也の代わりに階級上のバンタム級で渡部修斗と急遽対戦した内藤頌貴(パラエストラ松戸)。体格差によるダースチョークに敗れると、7月の山内渉戦で判定負けと、ここ2戦で連敗を喫している。再起戦の相手は、四国・香川を中心に開催されているプロ修斗「FORCE」の看板選手、高岡宏気(FORCE GYM)となった。
高岡は、2022年7月大会で齋藤奨司に判定負けも、9月の四国大会でメインを務め、約4年ぶりに復帰したニシダ☆ショー(総合格闘技道場BURST)との熱戦を判定3-0で制し、“聖地”後楽園ホールへの切符を手入れた。
四国・香川から這い上がり、格上のランカー内藤に挑む高岡のハングリー魂が勝つか? 静かに燃える内藤が熱き拳で返り討ちにするか? 新井vs.大竹に並ぶ、フライ級の好カードだ。
1R、サウスポー構えの内藤はオーソの高岡に、ジャブ&ローで出入りし、制空圏を取る。右を振る高岡はヒザを触る。内藤の右前手フックをかわす内藤。高岡は左ローから右を狙い、遠間からダブルレッグで組んで押し込むもブザー。
2R、前手の左フックが内藤の頬をかすめる高岡。内藤は右ジャブ。高岡は後ろ手から入り、前手を狙う。右オーバーハンドの高岡はバランスを崩した内藤にクリンチアッパー、スタンドバックにつき崩して手を着かせるが、立ち上がる内藤。そこをコントロールする高岡。
3R、高岡の入りに右ジャブを突く内藤。右回りでローも。右ボディストレートから左フックと繋ぐ内藤。さらに右カーフ。高岡は右を振ってヒザ着きのシングルレッグも触れず。ジャブ&ローの内藤にダブルレッグから組む高岡だが、崩れない内藤は突き放して左右をヒット。サークリングしてアウトキックボクシング。高岡のダブルレッグを差し上げ、スタンド勝負でブザー。判定は3-0(29-28×3)で内藤が勝利した。