▼第11試合 オープンフィンンガーグローブマッチ -65kg契約 3分3R
×山口裕人(道化倶楽部/WPMF世界スーパーライト級暫定王者)
TKO 3R 2分50秒 ※レフェリーストップ
〇タップロン・ハーデスワークアウト(ハーデスワークアウトジム/セントラルグループ presents 岡山ZAIMAX MUAYTHAI 65kg賞金トーナメント優勝)
山口は関西キックボクシング界を代表する激闘派ハードパンチャーで、大阪でプロデビューから8連勝。中央進出後は木村ミノル、東本央貴などに勝利。WPMF世界スーパーライト級暫定王座、WBCムエタイ日本同級王座、INNOVATION同級王座、DEEP☆KICK 63kg級&65kg級王座、WPMF世界スーパーライト級暫定王座など数々のタイトルを獲得している。5月にRISE初のOFG戦に志願し、松本芳道と時間切れ引き分け(判定無し)に終わったが、9月大会では稲石竜弥から2度のダウンを奪って判定勝ち。2月の『RISE FIGHT CLUB』ではメインで東修平から勝利を奪った。戦績は27勝(17KO)18敗1分。
タップロンは日本で活躍するムエタイ選手。炸裂音が会場中に響く強烈な右ミドルキックとKO狙いの豪快なパンチを武器とする。シュートボクシングを主戦場として鈴木博昭に連勝、RISEでは“ブラックパンサー”ベイノアを初回KOして初黒星を付け、2019年の「岡山ZAIMAX MUAYTHAI 65kg賞金トーナメント」では水落洋祐、マサ佐藤、小川翔と国内トップクラスの選手を撃破して優勝。7月の「大和ジム50周年記念大会』では、メインイベントで大和哲也とヒジありルールで対戦し、1R2分32秒、ヒジ打ちのカットによるTKO勝ちを収めている。9月にはRISEで原口健飛からヒザ蹴りでダウンを奪うも逆転KO負けを喫した。2022年1月にはKNOCK OUTで鈴木千裕と対戦して初回KO負け。戦績は73勝33敗1分。
1R、山口がコーナーへ追い込んだかに見えたところで、タップロンが引き込んでの右フックでダウンを奪う。タップロンはフックからアゴへのヒザ蹴りを連発するが、山口はもらっても前へ出る。タップロンはハイキックも
2Rもパンチからのヒザ蹴りを狙うタップロンだが、山口はタップロンが右フックを空振りしたところへ右フックを打ち込みダウンを奪い返した。山口はワンツー、アッパーでもタップロンをグラつかせボディも攻める。
3R、山口は前へ出て右インローと左ローで攻める。タップロンは左ミドルで応戦するが、山口の圧力に押され気味。しかし、山口にしっかりとジャブを当てていき、突進をかわして右の押すようなパンチでダウンを奪う。かなりダメージが蓄積している様子の山口だがそれでも前へ出てフックを繰り出すが、タップロンのジャブをもらって足がふらつき、続けて顔面にパンチをもらったところでレフェリーがストップした。