▼第8試合 バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R
〇大森隆之介(EX ARES/同級4位)
KO 2R 1分39秒 ※右ヒザ蹴り
×京谷祐希(山口道場/同級6位)
大森は2020年2月にプロデビューすると、その後4連勝をマーク。2021年7月に有井渚海に敗れて連勝は止まったものの、今年4月にはRISEバンタム級のトップ戦線で長く活躍する良星を自慢の強打で2RにTKO。ランキング4位に急浮上した。戦績は6勝(4KO)1敗。
京谷は強打と当て感の良さで連戦連勝。2010年に『DEEP☆KICK』で当時無敗だった皇治に初黒星を付け、2012年6月には『Krush』で当時5戦5勝の武尊からダウンを奪った末にドクターストップでTKO勝利。2016年10月には『HOOST CUP』にて玖村修平からも勝利を収めるなど実力者ぶりを発揮した“伝説の壊し屋”。その後、怪我のため試合から離れたが2019年9月のRISEで約3年ぶりに復帰。2021年は5月に寺山遼冴と引き分け、7月に川上叶に判定負け、11月の植山征紀戦では偶発的なバッティングで負傷判定による勝利とすっきりしない試合が続いていたが、今年2月に拓也を2RでTKOに破った。戦績は18勝(11KO)8敗2分。
1R、サウスポーの京谷は大森の右ストレートの引き際に合わせて左ストレート、右フックを狙い撃ち。大森はローを蹴って右ストレート、右ボディを打つ。
2R、大森が京谷の右フックに右テンカオをカウンターで突き刺して京谷は悶絶してダウン。大森が見事なKO勝ちを飾った。
大森はマイクを持つと「自分はずっと王者に挑戦したかったんですが、ここまで自分のことを疑って何年もやってきました。でも鈴木選手やらせてください。自分の実力を疑ってやってきましたが、やっと届くんちゃうかなと思います」と、今なら王者・鈴木真彦に勝てると思るので挑戦させて欲しいと訴えた。