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レポート

【RIZIN】平本蓮が自分を貫きMMA初白星を掴む。大島沙緒里が山本美憂にスプリット判定勝ち、砂辺光久、敗れる。山本空良がアグォン越え、緊急参戦の昇侍がヤン・ジヨンに失神一本負け

2022/07/02 14:07

▼第11試合 54kg契約 5分3R
×砂辺光久(reversal Gym OKINAWA CROSS×LINE)
[1R TKO] ※右フック→パウンド
〇中務修良(NO MAD)

 2011年8月にPANCRASE初代フライ級(54.4kg)王者となった砂辺は、2度の王座防衛に成功後、2015年11月に初代ストロー級(52.2kg)王座を獲得。2016年12月に北方大地、2018年4月に室伏シンヤにいずれもフィニッシュ勝利して2度の王座防衛に成功(※2019年7月に北方との再戦で敗れ王座陥落)。2021年11月、前回のRIZIN沖縄大会では、前田吉朗と激闘を繰り広げた。今回の54kg契約試合を「内藤のび太を引っ張り出すため」の試合と位置づける。

 

 対する中務は、前戦で征矢貴に2R TKO負けも、1Rに相打ちで征矢をグラつかせ、ボクシング&レスリングの強さも見せている。今回の試合に向け、征矢が所属するパラエストラ千葉ネットワークで出稽古も積んできた。

 1R、サウスポー構えから左ロー、パンチからローシングルで組んで行く中務。コーナー背に受け止める砂辺は突き放す。

 左の蹴り、ワンツーからダブルレッグテイクダウンは中務。コーナー背に上体を立てる砂辺。その立ち際にヒザを突く中務! 座った状態でのヒザはRIZINルールを活かしたもの。もらいながらも立ち上がる砂辺に、中務は左右ラッシュ! 右フックに両手を着いてダウンした砂辺にレフェリーが間に入った。

 試合後、中務は「この試合でサポートしてくれた皆さん、会社の方々、ありがとうございました。砂辺さん、めちゃくちゃ強いじゃないですか。怖かったです。これからももっと強くなります」と力強く語った。

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