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【RIZIN】平本蓮が自分を貫きMMA初白星を掴む。大島沙緒里が山本美憂にスプリット判定勝ち、砂辺光久、敗れる。山本空良がアグォン越え、緊急参戦の昇侍がヤン・ジヨンに失神一本負け

2022/07/02 14:07

▼第5試合 フライ級(57.0kg)5分3R
〇村元友太郎(ALIVE)
[2R 2分23秒 TKO] ※右ストレート→パウンド
×BJ(ワイルドシーサー沖縄)


 村元は名古屋でアマチュア修斗から始め、PANCRASEでプロデビュー。グアムのPXCを経て、DEEPを主戦場に活躍し、2018年8月の川原波輝との再戦でドロー。2019年8月にRIZINに初参戦し、59kg契約で征矢貴相手に2R TKO負けを喫した。怪我で長期療養していたが、2020年8月のDEEPで鮎田直人に一本勝ちで復活。2021年3月のRIZIN.27で山本聖悟と対戦すると、山本の跳び膝にカウンターを合わせ1R KO勝利、RIZIN初白星を飾った。2021年11月のRIZIN沖縄大会で砂辺光久と対戦する予定だったが、自身の怪我により欠場となっていた。


 BJはレスリングをバックボーンに持ち、当時所属していたAACCの師匠である阿部裕幸に「BJ・ペンに似ている」と言われたことがきっかけでリングネームを「BJ」にしている。2003年10月の修斗でプロデビューし、2004年11月には修斗バンタム級新人王決定トーナメント優勝。2006年3月の修斗バンタム級チャンピオンシップでマモルと対戦するもドローで王座獲得ならなかったが、同年10月の再戦ではリアネイキドチョークで王座奪取に成功した。同王座は3度の防衛に成功したが、2009年12月に怪我で王座を返上。その後は2014年3月にONE出場、2015年10月のVTJ沖縄大会では曹竜也に判定勝ちを収めている。今回は約7年ぶりの試合となった。


 1R、いきなり飛び込んだ村元にボディロックしたBJ。背後ヒザを突く。コーナーに頭をつけて正対を試みる村元。BJは片足をかけようとする。背後からヒザを突くもブレーク。


 スタンド再開も詰める村元を首相撲にとらえるBJはコーナーを背にしながらもヒザを突く。村元はボデイ打ち。アゴ下に頭をつける。ブレーク。サウスポー構えのBJに、オーソから出入りは村元。しかし前手の左が目に入り、中断。



 再開。上下にレベルチェンジしながら出入りの村元。左から右で飛び込むが、そこにカウンターを狙うBJ。近づけば組んで脇潜りスタンドバックに。背後から細かいパンチを入れる。


 2R、左ローを当てるBJ。しかし村元からシングルレッグへ。コーナー背に倒れないBJ。離れる村元は右オーバーハンドで飛び込むがBJはブロック。ならばと村元は左で飛び込む。コーナーに詰めての右アッパー、左右を連打する村元に、BJは左を返して押し戻して左で飛び込むが、村元はカウンターの右! ダウンしたBJにパウンド連打でレフェリーを呼び込んだ。


 試合後、村元は「日本一の会場でしょ。最高でしょ。BJさん、レジェンドと戦うことで僕も追い込めました。沖縄で格闘技ジムをやるということで、皆さんお願いします。2連続KOでフライ級面白いでしょ。日本を盛り上げて、来年あたりトーナメントお願いします」と語った。

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