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レポート

【RIZIN】平本蓮が自分を貫きMMA初白星を掴む。大島沙緒里が山本美憂にスプリット判定勝ち、砂辺光久、敗れる。山本空良がアグォン越え、緊急参戦の昇侍がヤン・ジヨンに失神一本負け

2022/07/02 14:07

▼第1試合 71.0kg契約 5分3R
〇タナー・ロレンツォ(琉球ファイトクラブ)
[2R 1分05秒 TKO] ※マウントからヒジ打ち
×Orihey(糸満MMA)


 タナーは現役の軍人で、沖縄に駐屯する前はアメリカでレジェンドファイターのババル・ソブラルのジムで柔術コーチとして働いていた経歴を持つ。プロでの試合こそ無いが、アメリカのアマチュア試合では無敗、そして軍に入ってからは基地内で行われている非公式戦を数々こなして実践の経験を積んでいる。昨年11月の沖縄大会では熊澤伸哉を2Rにボーアンドアローチョークで勝利。


 バックボーンは友人と我流で始めたボクシング。そのボクシングを本格的に10年続けると、地元にある沖縄角力に興味を持ち始め沖縄角力を2年、柔道を2年学ぶ。22歳の時にキックボクシングを始めると、アマチュア大会に出場し7戦7勝(1KO)と無敗の戦績を残した。その後はMMAに転向し、これまでに2戦2勝。MCCS ULTIMATE GFC ウェルター級チャンピオンのタイトルを持っている。RIZIN初参戦となる地元沖縄大会で、得意の左ストレートと沖縄角力をMMAに落とし込んだスタイルを披露するか。


 1R、ともにサウスポー構えから。Oriheyは左ロー、右ボディストレート。左ミドル。ロレンツォは首相撲ヒザ蹴りからシングルレッグテイクダウン。すぐに脇差しパスガードからキムラクラッチ。ハーフからヒジを打ち下ろす。



 いったん体を離したロレンツォはジャンピングフットスタンプからパス。頭つきのキムラロック狙いから上四方、マウント、リアネイキドチョークもゴング。



 2R、ロレンツォがボデイロックテイクダウンからマウント奪取し、右足で左腕を固定し、ヒジ打ち! Oriheyが出血し、レフェリーが間に入った。ロレンツォはRIZIN2連勝。

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