プロ修斗公式戦 SHOOTO GIG TOKYO Vol.39

2025年10月11日(土)
MMA / 修斗 / 主催: 株式会社サステイン / 開催地: 新宿FACE
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(C)SUSTAIN

  • 大会名
    プロ修斗公式戦 SHOOTO GIG TOKYO Vol.39
  • 競技
    MMA
  • 開催日
    2025年10月11日(土)
  • 開始時間

    [開場]17:30[開始]18:00 ※開場中OPファイト予定

  • 開催地
    新宿FACE
  • 主催
    株式会社サステイン
  • チケット

    VIP 15,000円/S 8,000円 ※全席指定、税込み価格。※当日は500円増し。※入場の際、ドリンク代600円が別途必要。※小学生以上はチケットが必要

  • 購入ページ

    イープラス(パソコン&スマートフォン)
    修斗BASE オンラインショップ
    サステイン 03-3788-3042

  • 放送情報

    ツイキャス配信

大会の詳細

【ツイキャス配信】

▼メインイベント・第10試合 バンタム級 5分3R
ジェイクムラタ(ZEEKジム)世界7位
川北晏生(TRIBE TOKYO MMA)世界3位

 昨年、修斗へUターンしてから2連勝と波に乗るジェイク・ムラタ(ZEEKジム)と“練馬ピラニア軍団”川北晏生(TRIBE TOKYO MMA)が対戦。

 川北は、23年9月から4連勝。24年に行われた「環太平洋王座決定トーナメント」にエントリーするも、直前に皮膚疾患を患い欠場。24年12月に『Breakthrough Combat 2』で吉野光と熱闘も判定負け。25年3月に修斗復帰戦となった杉野光星戦でも判定負けを喫しており、巻き返しを図りたいところ。

 ジェイクは、24年8月にNEXUSで神部篤哉に組み勝負も評価されずに判定負けも、24年11月のTORAOで野尻定由にスプリット判定勝ち。25年3月の前戦では新井拓巳を1R キムラロックで極めて2連勝中だ。

 現環太平洋王者ダイキライトイヤーへの挑戦権を巡り、ランキング1位のジェイクムラタ、2位の宮口鳳龍(vs.倉本一真)、4位の杉野光星(vs.ザヒド・アフメドフ)も9.21ニューピアホール大会で試合が決定しており、誰がトップに上がってもおかしくない、予断を許さない状況だ。“黄金の階級”バンタム級で熾烈な挑戦者争いが勃発する。

 
▼第9試合 バンタム級 5分3R
平川智也(同級環太平洋8位/マスタージャパン東京)
青井心ニ(心技舘)

 

 青井心ニ(心技舘)は、元環太平洋王者の遠藤雄介の秘蔵っ子として兄・太一と共にキッズ、ジュニア時代から活躍。8月31日に行われた新潟大会ではメインに抜擢され、ベテランの一條貴洋を相手に1R KO勝利を飾り、現在2連続KO勝利と勢いに乗っている。昨年から今年にかけて大躍進を遂げた一人と言っていいだろう。


(C)越後風神祭り

 一方、最激戦区と呼ばれるバンタム級で長年に渡りランキングに名を連ねる平川智也(マスタージャパン東京)が約1年ぶりに修斗復活。24年11月の修斗で杉野光星に判定0-2で敗れた平川は、25年2月の前戦で豪州『Eternal MMA 92』に参戦。アラン・フィルポット(アイルランド)にスイッチしての左ハイでTKO負けを喫している。ホームで再起なるか。

 また、平川は昼は別の顔を持っており、普段は格闘技の聖地・水道橋に居を構えて30年になる「フィットネスショップ」の店長として従事。多忙な日々を送りながらもコンスタントに試合を行っており、格闘技関係者からは“戦う店長”と呼ばれている。昨年は勝ち星に恵まれなかったがここから巻き返しをはかる。

 両選手ともにパンチを中心に試合を組み立て、フットワークよりもプレッシャーを掛けて仕留めに行くスタイル。サウスポー構えの平川に、オーソドックスの青井には跳びヒザの武器もある。両者はどんな位置取りで先に当てて主導権を取るか。トップ戦線に上がるのは平川か、青井か。

▼第8試合 ライト級 5分3R
結城大樹(マスタージャパン福岡)世界7位
後藤 亮(TRIBE TOKYO MMA)

 フェザーからライト級に階級変更した結城大樹(同級世界7位/マスタージャパン福岡)が川北と同じく“練馬ピラニア軍団”の後藤亮(TRIBE TOKYO MMA)と対戦する。

(C)TORAO NATION STATE

 結城は、24年3月に椿飛鳥に判定負けも、10月の『BLOOM.03』で韓国のソ・ジェファンに1R リアネイキドチョークで一本勝ち。25年5月の前戦TORAOでは安海健人と1-0ドローとなっている。

 対する後藤亮は、24年5月から5試合を戦い3勝2敗と勝ち越し。DEEPで山田聖真にスプリット判定負けも、24年8月の『T.T.F. Challenge Vol.10』で脇坂智太郎に1R リアネイキドチョークで一本勝ち。11月のDEEPで山本颯志に判定負けしたが、25年3月に修斗で手島響に判定勝ちで再起。6月の前戦ではPANCRASEで丸山数馬を1R キムラで極めている

 ベテランらしく打倒極のバランスの良さがストロングポイントの結城を、後藤が勢いでぶち壊せるか。ライト級に新しい風を吹かせるマッチアップが決定した。

▼第7試合 フェザー級 5分3R
島村 裕(パラエストラ小岩)
ネイン・デイネッシュ(MMA RANGERS GYM)

 フェザー級で、2023年新人王ネイン・デイネッシュ(MMA RANGERS GYM)が出場。インド出身のネインは圧倒なポテンシャルの強さを見せぶっちぎりで新人王に輝いた

 しかし、前戦の大阪大会では元環太平洋王者のTOMAの左ハイに2R KO負けで初黒星を喫した。

 その対戦相手となるのが“ローリングサンダー”島村裕(パラエストラ小岩)。島村は24年3月に修斗初参戦で青井太一に1R KO負けも、7月に児山佳宏とドロー。11月の前回は怪我を押して出場した経緯もあり、たておに判定負けを喫した。今回はグッドコンディションを作る為、約1年のブランクを作ることとなった。

 共に復帰戦となる今回。勝利を飾るのは“褐色の新人王”ネインか? それとも必殺の“ローリングサンダー”島村か? 両者不在の間、フェザー級も新たな顔触れがランクインしており、更に掻き乱す2人が戦線復帰する。

 
▼第6試合 ストロー級 5分2R
金内サイダー雄哉(THE BLACKBELT JAPAN)
友利幸汰(パラエストラ小岩)

 

 現役高校生ながらデビューから3連勝! パラエストラ小岩の“ウルトラティーンズ”の一角、友利幸汰(パラエストラ小岩)の参戦が決定。大田ノヒロを1R KO、牧ヶ谷篤に判定勝ちし、25年9月7日の「BORDER2025」大阪大会では、グラウンドスキルに長けた谷中たいちを相手に全局面で圧倒する強さを見せつけKO勝利を収めたばかり。

 その友利の対戦相手は“50歳まで現役続行”を掲げTHE BLACKBELT JAPANを影から支えるベテラン・金内サイダー雄哉(THE BLACKBELT JAPAN)。現在48歳の金内だが昨年11月に行われたふじいペリー戦では腕十字で秒殺勝利。引退まで後2年に迫り、鬼気迫る勢いで得意のサブミッションによる一本勝ちで2連勝中。未だ底を見せない17歳の友利が更に覚醒するか? それとも金内がサブミッション地獄に引き込むか?

▼第5試合 2025年度新人王決定トーナメント一回戦 ミドル級 5分2R
松宮陸生(パラエストラ小岩)※デビュー戦
高橋宙斗(MMA空手道場鷹)※デビュー戦

▼第4試合 2025年度新人王決定トーナメント準決勝 バンタム級 5分2R
有松朋晃(MMA RANGERS GYM)
福元大貴(リバーサルジム立川ALPHA)

▼第3試合 2025年度新人王決定トーナメント準決勝 ストロー級 5分2R
加藤皓己(ROOTS)
緑 真作(マスタージャパン福岡)

▼第2試合 バンタム級 5分2R
松下祐介(パラエストラTB)
菊西拓馬(URUSHI DOJO)

 

 最激戦区バンタム級で長きに渡り活躍する松下祐介(パラエストラTB)が参戦。デビュー戦で見事なKO勝利を飾った元世界王者・漆谷康弘の秘蔵っ子、菊西拓馬(URUSHI DOJO)と激突。

 24年4月に現王者の永井奏多に判定負けした松下だが、10月に宮澤ゴリラ和郎に1R TKO勝ち。25年3月の前戦では中野剛貴に判定負けからの再起戦となる。対する菊西は25年1月の前戦で御前昂史を1R 71秒、右ストレートでKOに下している。

▼第1試合 ライト級 5分2R
井口雅仁(AACC)
澤江優侍(フリー)


 大会翌日に49歳の誕生日を迎える大ベテラン・井口雅仁(AACC)が、新潟大会を中心にキャリアを積む澤江優侍(フリー)と対戦。

 澤江は8月31日に新潟で行われた「越後風神祭り15」に出場し久保村ヨシTERUと対戦。偶発的なバッテングによりテクニカルドローとなってしまい忸怩たる思いもあり、今回井口の階級となるライト級での試合を快諾。井口も22年10月のモリシマン戦の判定勝ち以来、実に3年ぶりの公式戦出場となり、新たな決意を胸に戦いに挑む。

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