世界6位の杉野が3位の川北下し、修斗3連勝
▼バンタム級 5分3R
×川北晏生(同級世界3位/TRIBE TOKYO MMA)
[判定0-3] ※27-30×3
〇杉野光星(同級世界6位/ALLIANCE)
バンタム級からは川北晏生(同級世界3位/TRIBE TOKYO MMA)が出場。川北は、PANCRASEで内山拓真、小川隼也に勝利後、 風間敏臣に判定負けも、鬼神光司に判定勝ち。2023年7月に髙城光弘にスプリット判定で敗れ、主戦場を修斗に移すと、2024年5月の中国YFUとの対抗戦でドウ ガーシュエにスプリット判定勝ち。
GLADIATOR、修斗で3連勝も、2024年9月の修斗環太平洋王座決定トーナメント準決勝を皮膚疾患で無念の欠場。2024年12月の『Breakthrough Combat 02』で吉野光と熱闘も判定負けを喫した。
対するは“世界のTK”高阪剛の秘蔵っ子・杉野光星(同級世 界7位/ALLIANCE)。2023年9月のプロ修斗デビュー戦で谷井翔太に判定勝ちすると、2024年11月の前戦で世界バンタム級9位の平川智也を判定2-0で下している。最も層が厚く最激戦区と言われているバンタム級ランカーサバイバルマッチに期待されている。
1R、両者オーソドックス。右を打ち込んだ杉野。カーフキック。杉野が右をヒットさせるが川北がそのタイミングで組み付く。支釣込足で崩した杉野。離れた。また組んでいく川北。杉野が逆にケージに押し込むと引き剥がし離れる。杉野の前蹴りに合わせて組み付いた川北だが、杉野がまたケージに押し込む。離れ際にパンチを入れた杉野。ジャブからカーフキックを入れる杉野。組んでヒジを入れる川北だが、杉野がケージに押し込むと自ら離れる。また組んだ杉野。ケージに押し込むと足をかけてテイクダウンを狙う。1R終了。川北は終盤の攻防で右まぶたをカットしている。
2R、杉野のワンツーがヒットし川北ダウン!しかし倒れながら後転して立ち上がった川北がすぐシングルレッグに入り凌ぐ。ケージに押し込みテイクダウンを狙うが、片足でこらえる杉野。両脇を差した川北。ボディロックからテイクダウンを狙うが、杉野は小手投げで凌いだ。
入れ替えた杉野。レフェリーがブレイクをかける。タックルから組み付く川北。支釣込足で崩そうとする杉野。ケージに押し込むと、外掛けを狙った川北に対し逆に大内刈りでテイクダウン。背中を向けて立つ川北。スタンドバックから投げを狙う杉野。川北はアームロックを狙うが取らせない杉野。2R終了。
3R、すぐに組んでいく川北。ダブルレッグを狙ったが、杉野が押し倒そうとする。なおもタックルを狙う川北を引き剥がしてパンチを入れた。川北が飛び込んでパンチをヒットさせるとそのままタックルに入る。しかしがぶって切った杉野。大外刈でテイクダウンした杉野。
バックから両足をフックして川北の体を伸ばす。右腕を川北の首に巻き付けてチョークを狙う杉野。川北は杉野の左腕を脇に挟んでディフェンスしている。
残り1分。杉野を前に落とそうとする川北だが、杉野落ちない。残り20秒で足のフックを外して上を取ろうとする川北。残り数秒で上になりパウンドを入れたがタイムアップ。
判定3-0(30-27×3)のフルマークで杉野が世界3位の川北を破り、修斗3連勝。












