──休憩──
▼第10試合 RIZINキックボクシングルール 61.0kg契約 3分3R
△大雅(チームドラゴン)
[判定1-0 ドロー]
△高橋 亮(真門ジム)
キックルールで元K-1王者の大雅と、大阪キック界で名を轟かす高橋2兄弟の次男・高橋亮が対戦。互いにサウスポー構えだが、K-1スタイルの大雅とムエタイスタイルの高橋では距離が異なる。K-1とNKBという対極の団体をバックボーンに持つ両者がいかに打撃を当てるか、その間合いの勝負にも注目だ。
1R、ともにサウスポー構。圧力をかける高橋に先に左ミドルを打つ大雅。高橋は左ロー。しかし大雅も左ロー、右でと飛び込む。
右て飛び込み、右ヒザまで繋ぐ大雅。コーナーから出る高橋は左回りの大雅が左を伸ばしバランスを崩したところに、左ヒザを突いてダウンを奪う。
立ち上がった大雅。右を振り、左ロー。高橋も右から強い左いローに繋ぐ。大雅の右をかわして左を突き、ヒザを突き上げる高橋!
2R、右から左ローを当てる高橋。大雅も右カーフを返す。左の飛び込みは大雅。かわす高橋に大雅の左は大きくなる。さらに右フックに、高橋のテンカオがカウンターで当たる。
ジャブの刺し合いは大雅。しかし高橋は上下に突きボディも。頭を下げて詰める大雅に高橋はヒザ! 大雅は鼻血。高橋は左ミドルも。追う大雅の左はかわす。右ジャブ、から左を振る大雅だがかわす高橋はコーナーを出て右ミドルを返す。
3R、ダウンを取り返したい大雅は前に。しかしその飛び込みを迎撃する高橋は左ハイ! 構わずワンツーで詰める大雅だが、単調に。先にジャブを出す高橋は、大雅の攻撃の出足に左ヒザ! しかし左を当てた大雅! 詰めるが、高橋にホールディングの注意。
下がりながら左ハイの高橋。ブロッキングの大雅は高橋の右の内側に左を入れると、一気に詰め。高橋は足を痛めたか顔をしかめるなか、大雅は右フック、左フックで詰めて畳みかけてダウンを奪い返す。