▼第11試合 RIZIN MMAルール(71.0kg)5分3R
〇大原樹理(KIBAマーシャルアーツクラブ)
[判定2-1]
×アキラ(武蔵村山さいとうクリニック/&MOSH)
RIZINで矢地祐介、渡慶次幸平を降している現DEEPライト級暫定王者の大原は、MMAでは6連勝中。アキラもRIZINでの阿部大治、鈴木琢仁戦の連勝前にPANCRASEで田村一聖、松本光史をKOに降すなど4連勝中で、どちらかの連勝が止まる上り調子の2人の対戦だ。
1R、身長差は13cm。さきにオーソドックス構えの大原が右ハイで牽制。サウスポー構えのアキラは遠間に立ち、右で突いて前に。さばく大原。
左を振って詰めて四つのアキラ。体を入れ替える大原に、石渡はボディロック。脇を潜りバックテイク。いったん浮かすが、クラッチを下げる大原。横に屑いて尻まで着かせるアキラだが、すぐに立つ大原。
アキラはハイクロッチに切り替え持ち上げ頭からテイクダウン。しかしここも立ち上がろうとする大原。アキラのがぶりに頭を上げる。なおもついていくアキラはダブルレッグから尻下でクラッチいてテイクダウン!
ついに背中を着かせたアキラ。コーナーで足をさばいてパウンドを打ち込むアキラ。最後に足をかついで右パウンドを連打もゴング。力を使ったアキラだが、スタミナは? 大原にロープ掴みの注意も。
3R、前手の右フックから左右を突いて前に出るアキラはダブルレッグも切る大原は左ハイ! さらに右を当てて前へ。後退するアキラ大原は右ミドルから右ヒザ! しかしこれをキャッチしたアキラはシングルレッグでハイクロッチテイクダウン! 腰をつかむアキラに片ヒザを着いて立ち上がろうとする大原。
コーナー背に立つ大原に、押し込むアキラはボディロック。クラッチの握力はどうか。体を入れ替えクラッチを切った大原。ブレーク。
右を振るアキラに右ミドルを当てる大原だが、蹴り足を掴まれる。右足にしがみつくアキラから足を切った大原がスタンドバックに。そのクラッチを放さないアキラはスタンドで背を向けると背後から大原がヒザを突くが距離が足りない。ゴング。
判定は2-1に割れ、大原が勝利。組んでテイクダウンはアキラも、打撃のアグレッシブ差で大原が勝利。MMA7連勝をマーク。アキラは4連勝でストップとなった。