▼第8試合 RIZIN MMAルール(57.0kg)5分3R
〇竿本樹生(BRAVE)
[判定2-1]
×宇田悠斗(総合格闘技道場HOPE)
竿本はZSTを中心に活躍し、2018年5月に第4代ZSTフライ級王者となり、同年10月に前王者の伊藤盛一郎を2R判定で撃破。2020年8月にRIZIN初参戦を果たすと中村優作にTKO勝ち、11月には北方大地に判定勝利、2021年11月にはTRIGGERで松場貴志に判定勝ち。怪我に泣かされて試合間隔が開くことが多いが、2016年11月から驚異の13連勝を収めている。
対する宇田は中学時代に部活動で柔道を経験し、県大会で準優勝。19歳からMMAを始めるとアマチュアでは12戦を経験して10勝を挙げ、2019年4月に修斗でプロデビュー。3連続KO・一本勝利を挙げるなどして、2019年修斗フライ級新人王を獲得した。2020年7月に西村大地と引き分けて連勝はストップしたが、同年12月には宮城友一を判定で破り、再び連勝ロードを歩み始め、2021年5月には修斗世界フライ級2位・清水清隆に判定勝ち。6戦して負け無しでRIZINに初参戦する。
1R、ゴングと同時にサウスポー構えの竿本がいきなり左右を振って飛び込むも、さばいて組む宇田が大内刈でテイクダウン。
コーナー際で下の竿本は右でオーバーフック。右足は腰に当ててキープ。腰を切って左足を手繰りながら腕十字へ! 長い右足で顔を蹴る宇田! しかし、竿本はデラヒーバで股下に潜りバックテイク。腕はコーナーで正対すると左で差して崩し! さらにボディロックテイクダウン!
フルガードの中に入れる竿本。両腰に足をかけた竿本は再び今度は右に腰を切って腕十字へ。深く入るがゴング。
2R、オーソドックス構えの宇田は右の後ろ回し蹴りも空振り。右ストレートで飛び込む。さらに右オーバーハンドで飛び込むがかわした竿本も右を振り頭とバッティング。宇田が休み中断後、再開。
右インローを当てる宇田。さらに跳びヒザの竿本をキャッチしてテイクダウンは宇田。下の宇田は背中は着かずフックガード。潜りを狙うなかでハーフに。足を戻しバタフライガードの竿本。右足でラバーガードでオモプラッタを狙い、ヒジも下から突く。
上からボディロックしたままの宇田は頭を突っ込み右にまたごうとするがパスさせず。離れた宇田はジャンピングフットスタンプ! しかしすぐに立ち上がる竿本が左を振る。
3R、詰める竿本はスイッチからサウスポー構えに戻す。右跳びヒザからニータップを狙う宇田。そのボディロックに背負い投げの竿本。ついていく宇田はバックテイクも、立つ竿本。なおもボディロックの宇田だが、右で左足に手をかけた竿本が正対し、宇田に尻を着かせ、両足を束ねて、コーナーから横に倒してテイクダウンする竿本!
ヒザを曲げ立ち上がる宇田。コーナー背にするが、左を差す竿本はダブルレッグ狙いも、ボディロックから右で小外がけテイクダウン! 背中を着いた宇田はハーフガード。二重がらみから左で差して立ち上がりへ。その際で再び引き出す竿本がヒザ蹴り!