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レポート

【Krush】トーナメントは中島千博がダウンを奪って本命・横山朋哉に勝つ、近藤魁成が40秒KO勝ち

2022/01/28 19:01

▼第3試合 第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・準決勝(2) 3分3R延長1R
×山本直樹(優弥道場)
KO 2R 1分32秒 ※2ノックダウン
〇横山朋哉(リーブルロア)
※横山が決勝へ進出。


 山本はK-1 WORLD MAXで活躍した山本優弥の弟で、2015年4月にプロデビュー。兄と同じくパンチ&ミドルキックのスタイルで戦績は11勝(3KO)7敗1分。2019年12月、レオナ・ペタスが保持するKrushスーパー・フェザー級王座に挑戦したが2R2分8秒、KOで敗れ王座獲得ならず。2020年3月の再起戦では佐野天馬を延長戦の末に降し、9月に中島千博からも勝利。2021年10月の1回戦では伊藤健人を右カーフキックでKOしている。戦績は13勝(4KO)9敗1分。


 横山はK-1甲子園2017 -60kg準優勝の実績があり、プロ戦績は7勝(3KO)2敗。2018年6月からK-1 JAPAN GROUPの大会に出場、4連勝(3KO)と快進撃を続けていたが、2019年8月の試合で朝久泰央に敗れた(K-1 JAPAN GROUPでは唯一の黒星)。2020年2月には中島千博と好試合の末に判定勝ちして再起を飾ると、9月には第8代Krushスーパー・フェザー級王者の西京佑馬に判定勝ち、2021年10月の1回戦では松本涼雅を左フックでKOして現在4連勝中。戦績は10勝(5KO)2敗。


 1R、山本は右カーフを何とも繰り出すがサウスポー横山はバックステップでことごとくかわす。逆に右ローを蹴ってパワフルな左右フックにつなげる横山。しかし、横山が強打を振り回す中で山本の左フックが命中し、急激に横山の動きが鈍る。山本の右ボディ、右三日月蹴りに横山は後退し、飛びヒザにいったところを山本が右ストレートで撃ち落としてダウンを奪う。右の三日月と左フックで追う山本からステップで逃げる横山。

 しかし2R、横山が右カーフを蹴って左フックの強打を連打。これでダウンを奪い返す。さらに連打で襲い掛かり、山本を防戦一方にさせ、山本が左フックでヒザをつきかけたところでレフェリーがストップ。横山が逆転KOで決勝戦へ進出となった。

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